こんにちは、たくやです。
福岡県でリライフ(終活)アドバイザーをしており、老後お金の不安や健康の悩みの解消、副業や資産運用をして年金+αお手伝いをしています。
今回は、他人事では済まない お尻のトラブルをする話になります。

こないだ主人がお尻が痛い
って言うから見たら痔だったわ

痔だったのですか
早期発見できて何よりです

でも二人とも良くわかってないから
対策が難しいわね

まずは痔の事を知りましょう
放置をしないで今日から対策を
痔のことで悩んである方は、想像以上におられるのですが、血圧や血糖値などと違い、あまり話されずに恥ずかしいと思い病院に行く人も少ないのが現状です。

食事や生活習慣の偏りによる便秘や下痢、ストレスに加え、運動不足など他の病気などと同じ原因で症状を引き起こす事が多く、痔は誰にでも起こります。

誰でも起こりえる症状なのですが、風邪などと違い自分のお尻を見られる羞恥心が受診のハードルを上げてしまい重症化してしまう事も珍しくないのです。

そして痔に対して、お尻から血が出るくらいの認識しかありません、まずは、痔の事を知りましょう、知ることでリライフ、終活中の健康対策を

・患者数が多い「いぼ痔」とは
・皮膚が切れて起こる「切れ痔」のこと
・気になる治療方法は

まずが痔のイメージを
払拭していく所から
目次
10人に1人は痔に悩んでいる
痔の事は周りに話さないので、発症している人は少ないと思われていますが、アメリカの論文では4~13%に痔の症状があるとされています。

2020年の厚生労働省の行った調査では、1日に1万2千人が医療機関を受診しており、隠れ痔の方を入れると患者数はもっと増えるでしょう。

いぼ痔の場合は自覚症状がさほどなく、痛みや出血もないので気が付かない、放置してしまいがちになる傾向にあるのです。

そして、痔のイメージが「即手術、切らないといけない」と思われ、症状が出ても手術を恐れて、そのまま生活をしてしまう事も

健康診断などでも検査項目にはなく、気がついた時には大腸がんになっていたと言う事も珍しい事ではありませんので、まずは、痔についての理解度を高めましょう。

① 肛門の働きを知っていく
食べた物は、口から体に入り、食道を通り、胃や腸で消化•吸収をされていき、その残りが便として直腸に送られていき、直腸膨大部に溜まっていきます。

この時にべんが漏れないようにガードしているのが、肛門にある括約筋(かつやくきん)と肛門、括約筋の「内肛門括約筋」は不随意筋で自分の意識と関係なく動く筋肉

その反面、「外肛門括約筋」は、自分の意識でコントロールできる随意筋になりますが、下痢や緩い便の時には漏れ出てしまいます。

そこをカバーするが「肛門クッション」で、隙間なく肛門を締めてくれ、肛門からの漏れをなくし、ゴムパッキンの様にピタッと止めてくれるのです。

② 日本人に多い「いぼ痔」を知る
「いぼ痔」のうち、歯状線(しじょうせん)よりも上の直腸側の粘膜にできるいぼ痔を「内痔核」と言い、この内痔核の原因が、肛門クッションの劣化なります

便秘など長年の生活習慣により、肛門に負担がかかり続けると、クッションの血管の血流が滞ってしまい、鬱血、充血し腫れて「いぼ」に変わるのです。

直腸側の粘膜は痛みを感じないので、本人の気が付かないうちに痔が大きくなっていき、拡大化した時に症状が現れ、排便時に痛みが出てくるのです。

いぼが更に大きくなると、内外痔核になり、肛門の外側に飛び出してきてしまい、いぼ痔と認識をする事ができるのです。

いぼ痔では、排便時に便でいぼが擦られ続けて破け、出血をする事があり、便に血が混じったり、便器に血の跡が残り事があります

内痔核の進行度は出血や痛みの程度ではなく、イボの脱出具合で段階分けがされ、Ⅲ以上になると、手術の可能性があるので、Ⅰ,Ⅱの早期の段階での対策が必要に

Ⅲでは排便の度にいぼを指で押し戻さないといけなくなり、Ⅳになると、常にいぼが外に出ている状況になるので、お医者さんを相談し対策を改善を

③ 肛門の出口が切れる「切れ痔」
いぼ痔に痛みがない事に対し、「切れ痔」は、強い痛みと出血が見られ、痛みが出た際にすぐに対策をする事が可能ですが、放置をすると排便の度に痛みを生じます。

切れ痔は、歯状線よりも下の肛門の粘膜や皮膚に出来るために、強い痛みを生じ、この痛みのせいで、排便を我慢するようになり便秘、悪化を招きます。

便を我慢する事で、便が一層硬くなってしまい、排便時には、肛門に強い負担、痛みがあるので、切れ痔のケアと便秘の解消を行う必要があります。

切れ痔は便秘を改善する事が重要になり、改善をしないと切れ痔が繰り返しやすい特徴が見られます。

何度も繰り返しをしてしまうと、傷口が硬くなってしまい、切れやすく、傷口は日々深くなっていきます。

慢性化していくと傷口が潰瘍化し、その周りは盛り上がってしまい、便のカスがどんどん溜まり炎症を起こしますます症状が悪化

傷口が硬くなると、肛門の筋肉が十分に伸び縮み出来ず、「肛門狭窄」と肛門が狭くなった状態となり、細い便しか出図、この状態になると手術を検討せざる終えなくなるのです。

④ 膿が溜まることから始まる痔ろう
いぼ痔や切れ痔は、市販薬などでセルフケアが可能場合があるのですが、痔ろうはセルフケアは出来ず、病院での治療が必須に

痔ろうは、肛門の歯状線にある「肛門陰窩(こうもんいんか)」というくぼみに細菌感染が起こることから始まり、感染が起こると、化膿して膿が溜まり膿瘍を作ります。

この膿瘍のことを「肛門周囲潰瘍」と言い、腫れて痛みを伴い熱を発生、病院で切開し、膿を取り出す処置を行う必要があります。

腫れが引いた後に、検査で膿のトンネルが確認された場合に「痔ろう」と診断され、膿の溜まり場である、処理を恨治手術を行うことになります。

痔ろうは、膿を排出するためのトンネルが作られ、治療をするには、手術で細菌の入り口である、膿の巣を確実に処置、取り除かなければいけません

この時、膿の溜まり場とトンネルがどこに出来ているかにとよって、手術の難易度が変わり、症状の度合いも変わってくるのです。

⑤ 自己判断でなく専門医に相談から
肛門は消化管の一部になりますが、痔になった際は、出来るだけ「痔」の専門家に診療、治療をしてもらう様に心がけていきましょう。

現在では、「肛門内科」「肛門外科」「大腸肛門科」などの診療科名が一般的ですが、まずはHPで「日本臨床肛門病学会」「日本大腸肛門病学会」で専門家を検索

そして、痔の受診をする時には、自分の症状を事細かに説明出来る様にしておきましょう、いつから、どんな痛み、症状、困っている事とメモを

痔以外の持病がある際にも、薬の関係などがあるために、服用中の薬等も伝えましょう、血管系の病気がある際は、特に伝えておきます。

痛みを我慢せずに、まずは受診をしていき、これからの治療方法や薬、手術の有無などを聞いて、大腸ガンの入り口にもなり得る痔を対策していきましょう。

まとめ:まずは時のことについて知る事から

痔にも種類があるのね
まずは主人に話してみるわ

放置をせずに
まずはご相談を
本日は、他人事では済まない お尻のトラブルをする話を解説していきました。

・痔の種類を学んでいく
・痔の症状について
・痔のことの相談先
血圧や高血糖、コレステロールの事は、健康診断やTV、メディア等で日々取り上げられていきますが、お尻のトラブルは中々ピックアップされる事はありません

更に、お尻の事は人によっては羞恥心が働いてしまい、その恥ずかしさから痛みを我慢、悪化をし、痛みに耐えられなくなって仕方なくと受診される方も

軽い症状のうちに専門医に相談をする事で、すぐに治ることも、長年症状続いてしまうと、手術や寛解に時間がかかる事もあるのです。

お尻に違和感が出てきた際には、まず専門医に相談し、これからの治療法、生活習慣の改善法のアドバイスをもらい、トラブルのないリライフ習慣を


他の重病と同じく
早期発見早期治療の意識を
最後まで見ていただきありがとうございました。
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