こんにちは、たくやです。
福岡県でリライフ(人生再スタート)アドバイザーをしており、老後お金の不安や健康の悩みの解消、副業や資産運用をして年金+αお手伝いをしています。
今回は、7人に1人の慢性腎臓病を知る リライフ中の腎臓ケアの話になります。

最近主人の健康診断で
腎臓のことを言われたみたいで

腎臓のことを言われたのですか?
腎臓は沈黙の臓器早期対策が重要です

慢性心臓病の事を気にしてたみたいで
私はよくわからないのよね

まずは腎臓の事を知っていき
今日からできる対策と改善を
日本国内に約1300万人以上の患者数がいると言われている慢性腎臓病、成人の7人に7人に1人の割合、80代の2人に1人が発症していると言われています。

慢性腎臓病だけではなく、腎臓関係の病気は進行をするまで気が付きにくく、重症化して表に表れ、発見された時には、最悪の事態になることも珍しくありません

更に、腎臓関係の病気を患っている方は、高血圧や高血糖、脂質異常症など、他の病気にもかかっている事があり、腎臓に異変がなくとも他の重病なるリスクも高いのです。

今は大丈夫は腎臓に通用せず、いきなり発症という事もあるので、充実したリライフを送るために腎臓の事を知り、自分にあった対策をとりましょう。

・腎臓の働きを知る事から
・腎臓病時に見られる症状
・慢性腎臓病とはどのような病気か

腎臓病を他人事とは思わずに
何もない今から対策と改善を
目次
腎臓は体が正常に働くために重要に
腎臓は、背中側の腰よりも少し上の位置に左右1つずつある臓器、重さは120~160gほどになり豆のような形をしています。

腎臓は生命維持に欠かせない重要な働きを担っており、腎臓には「ネフロン」と呼ばれる器官が約100万個存在します。

腎臓の主な働きは「必要な物を貯め、不要な物を排出する」腎臓には体内をめぐる血液の約4分の1が流れ込み、糸球体がフィルターとなり、血液中に含まれる老廃物を濾過します。

綺麗になった血液は体全身へ戻され、老廃物は尿の元になる「原尿」になり尿細管へ流れ、水分や体に必要な成分を再吸収し、余ると尿として排出されていきます。

その他にも、ホルモンを分泌させて血圧を調整していき貧血にならないように赤血球の産出、骨から分泌されるホルモンで腎臓からのリンの排出を調整します。

活性型ビタミンDを生成させて血管の石灰化を抑制したり骨を丈夫にする役割も持ち合わせ、24時間365日休みなく働いています。

① 腎臓の様々な働きを知る事から
腎臓は尿を生成するだけではなく、食事から摂った栄養成分を利用する過程で尿素、尿酸、アンモニアなどの老廃物を濾過し排出、濾過された99%を再吸収します。

この事で、多量のエネルギーを腎臓で生成し、糖の産生も行い、重要な代謝臓器として日々働いてくれます。

腎臓には、血液ちゅうの赤血球が不足すると「エリスロポエチン」と呼ばれる造血ホルモンを作る働きもあり、これは、血液を作り出す骨髄に作用をするホルモンになります。

そのため、腎臓の働きが低下をすると貧血になる事があり、シニア層に増加をする「腎臓貧血」を患うのです。

腎臓は尿を作る作業の過程で、水分量を一定に保つ働きをし、飲食後や運動後には体内の水分量は変動をしますが、尿の排出を調整するので、腎臓機能の低下がむくみを生じます。

血圧の調整や筋肉の収縮の弛緩など、体の様々な機能を正常に働かせるためにミネラルが必要になるのですが、腎臓がミネラルを吸収や排出しバランスコントロールも行います。

② 健康診断で腎臓の健康をチェック
腎臓の機能は、一度低下してしまうと中々元に戻りにくく、健康診断等での病気の早期発見が非常に重要になります。

腎臓の数値でまず確認をするのが「尿酸値」、尿は体内で不要になった老廃物が腎臓の機能によって水分と共に排出された物、腎臓の現状況を知るために必須の数値に

本来なら排出されないタンパク質や血液が混じっている場合は、腎臓の機能低下や病気の可能性が疑われます。

また血液検査で分かる「血清クレアチ二ン」の値にも注意し、本来尿として排出されるはずの老廃物が、腎臓機能が低下すると血液中に増えてしまいます。

尿酸値や血液検査で異常を指摘された人は、自分での判断をせずにお医者さんの指示に従い腎臓のケアを行っていきましょう。

腎臓は水分やナトリウムの排泄、血圧の調整するホルモン分泌にも関わっているため、高血圧と密接な関係にあります。

更に、糖尿病のコントロール不良が長引いてしまうと「糖尿病性腎病」を併発、脂質異常症の人も動脈硬化が進行し、腎臓の機能低下につながり生活の質が大幅に低下をします。

尿蛋白は腎臓の異常を知らせるSOS、タンパク質は内臓や骨など体を構成する重要な成分、タンパク質の分子は大きく、糸球体では濾過されません

しかし、尿にタンパク質が漏れ出るという状態は異常に、しかし、運動後や体質によっては、一過性に陽性になる事もあるので、お医者さんに相談をしていきましょう。

尿に血が混ざる尿潜血は、糸球体から尿道までのどこかで出血が起こっていることになり、尿1リットル中に1mlの血が混ざると、尿が赤色に変色します。

しかし、陽性でも多くの場合には、見た目が透明なので、素人目での判断は難しいところがありますので、尿蛋白同様に担当のお医者さんにご相談を

③ 慢性腎臓病はどんな病気なのか
慢性腎臓病(CKD)は、尿蛋白を含む腎臓の異常や腎臓機能の低下が慢性的に起こってしまう状況、糸球体の濾過膜の破壊などが起こります。

尿を生成を作って排出、成分のバランスを調整をする、ホルモンの分泌するなど、何らかの腎障害や機能低下が起こり、本来の役割を果たせなくなります。

尿検査で腎臓病の可能性を示す健康診断の結果、腎臓機能が健康な人の60%未満に低下した状態が3ヶ月続いてしまう事でも慢性腎臓病と診断をされます。

加齢や遺伝、免疫の異常などにより腎臓自体に問題が生じて起こる事もありますが、高血圧、糖尿病、肥満等の生活習慣病に加齢がプラスされ発症リスクが増加します

慢性腎臓病が危険になるのは、悪化すると脳卒中や心筋梗塞といった心臓血管病を起こしたり、人工透析が必要な末期腎不全になってしまいます。

早期には自覚症状がなく、健康診断以外での早期発見が難航、自覚症状が表れた時には、腎臓の機能低下が進んでいる事が多く、回復が難しいので、定期検査で早期の対策が必須になります。

④ 慢性腎臓病の基準を知ろう
検査で腎臓機能に異常がある状態が3ヶ月以上続いてしまうと、慢性腎臓病と診断を受けますが、慢性腎臓病にも段階、ステージがあり、そのことに応じた治療が適応されます。

重症度はeGFRと尿蛋白を基準に判断され、GFRは血清クレアチニン値と年齢、性別から推算、eGFR表を当てはめることができます。

慢性腎臓病の7割を占めるのがG3の段階の方で、この段階から進行をすると症状が出てくることが多く栄養の管理や薬での治療は行われます。

初期段階のG1~G3の段階で、血圧や血糖値をコントロールして腎臓への負担を軽減していくことで、今の健康的な腎臓を守ることができ、重病のリスクも軽減できます。

G3が進行しG4のフェイズになると、腎性貧血などの自覚症状や合併症が表れ、厳しい食事制限が行われ、腎不全や透析などの検討を始めなければいけなくなります。

末期のG5段階になると、腎機能の働きが正常な人の1~2割ほどになり、人工透析や腎移植の検討がされ、命に関わるような合併症を併発する事も珍しくなくなります。

⑤ 異変を放置し続けると透析が必要に
慢性腎臓病のステージがG3以降になると腎機能障害に伴って様々な合併症の原因に、このことは、腎臓が血液を作ったり、ホルモン分泌など重要な働きをし機能低下で全身に影響するからです。

腎臓は心臓と深い関係性があり、どちらかの機能が低下をしてしまうと、片方の臓器の機能も低下、心筋梗塞のリスクが高まり、健康寿命の縮小に

症状が悪化をしていくと、全身で合併症が起こり、高カリウム血症に陥ると排出されるはずのカリウムが体内に蓄積し、食事でのカリウム制限が必要になります。

腎臓にはpHを調整する働きもあり、代謝性アシドーシスは、代謝のバランスが崩れてしまいpHが酸性に傾き、酸血症を引き起こしてしまいます。

腎臓の機能低下のためにリンの排泄も低下をしてしまい、同時にビタミンDがうまく生成されにくく骨の形成に障害が出る腎性骨症、骨折などのリスクが大幅に上昇してしまいます。

腎臓低下を放置し続けると人工透析となり、腎臓の代わりに人工的に血液中の余分な水分や老廃物を取り除き血液を綺麗するのですが、時間を奪われQOLの低下に

⑥ 生活習慣病が慢性腎臓病に導く
慢性腎臓病の原因は様々ありますが、加齢と共に糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病から併発する方が多くおられます。

糖尿病性腎症は新規に透析を開始する疾患の原因として非常に多く、問題となり、糖尿病を患い10~20年で発症することが多く、対策が難しくなってしまいます。

そして、高血圧や脂質異常症も腎臓内の細血管が硬化•血流低下する事で腎機能の更なる低下を招き、これらの病気は生活習慣の乱れから起こりがちです。

普段の健康診断での数値を意識していき、メタボリックシンドローム、血圧、血糖値、コレステロール値に気を配り、引っかかる前に数値を下げましょう。

⑦ 腎臓を守るために生活の見直しを
腎機能の低下を遅らせたり、食い止めたりして今の機能を維持するためには、原疾患である生活習慣病の予防、改善が必須になります。

まずは食習慣や生活習慣を見直して、腎臓のダメージにつながるような要因を取り除いていく必要があります。

食事の内容は慢性腎臓病のステージや原因によって異なり、人によっては制限食になることもあり、好きなものが食べれなくなる事も少なからずあります。

肥満をはじめ健康管理の為にも運動が重要になり、基本的な筋肉や身体機能の維持の為にも必須、なるべく運動量を増やしていき、腎臓を守っていきましょう。

まとめ:腎臓の働きを知り重病リスクを下げる

腎臓のこと慢性腎臓病の事が
分かったわ、これから改善ね

今日からの改善で腎臓だけでなく
他の臓器、重病の予防につながるのです
本日は、7人に1人の慢性腎臓病を知る リライフ中の腎臓ケアの話を解説していきました。

・腎臓のことや働きを知る
・慢性腎臓病とは、放置をすると
・腎臓病だけでない合併症
腎臓は膵臓と同じく普段から異変を発信する事なくギリギリの状態まで働き、SOSを発信した時は、症状がかなり進行していることが多いのです。

腎臓が悪くないからと大丈夫なわけではなく、他の健康診断の数値、血圧、血糖値、コレステロール値などを目を通して、検査にかからない数値を維持しましょう。

腎臓を悪くしない為にも日々の体型の管理も需要になり、肥満、BMI、メタボリックなど目に見えるお腹周りの脂肪の減少を

リライフ中に腎臓のケアをしっかりと行なっていき、慢性腎臓病を発症する前に対策、改善を行い、未然に防いでいき、QOLの高い日々を送っていきましょう


腎臓は特に早期発見が重要に
日々の健康診断の数値の意識を
最後まで見ていただきありがとうございました。
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