【サポート食材】ミライフ中はゼラチン•ヨーグルト•ココアの力で日々の体のケアを

健康

 

 

 

 

  こんにちは、たくやです。

 

 

 福岡県でミライフ(人生再スタート)アドバイザーをしており、老後お金の不安や健康の悩みの解消、副業や資産運用をして年金+αお手伝いをしています。

 

 

 今回は、ゼラチンにヨーグルトとココアを味方に 体の不調を解決食材の話になります。

 

 

 

 

相談者
相談者

最近足腰が痛くなってきて

いよいよ年齢を感じてきたわ

 

 

たくや
たくや

足腰が痛くなってこられたのですか

年齢を感じやすいですが対策が必須です

 

 

相談者
相談者

対策が必須なのはわかるけど

どうしたら良いのかしらね

 

 

たくや
たくや

今日から食卓にサポート食材を

取り入れて体のケアをしましょう

 

 

 年齢を重ねても病気になりたくないのですが、、病気も軽症のものから重症のものもあり、加齢と共に重病のリスクも高まってしまいます。

 

 

 

 

 脳卒中や脳出血、心筋梗塞などの重い病気になった場合は、今の生活が困難になり最悪の場合命を落としたり、重度の後遺症が残る場合も多くなるのです。
 

 

 

 

 重病にならないためにも、様々な臓器や組織を健康に保つために血液の流れを正常に保つ意識を持つ事が重要になってきます。

 

 

 

 

 普段の生活にプラスして改善食材をしていき、普段不足してしまう栄養素を補給して、重病知らず、リスクを低下させる体作りを行なっていきましょう

 

 

 

 

この記事で分かる事

・気になる関節にはゼラチン

・腸を保つためにヨーグルト

 

・毎日のココア習慣で腸から綺麗を

 

 

たくや
たくや

食材にプラスする事で

習慣化もしやすいのが特徴に

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

もしものときのエンディングノート [ 江崎正行 ]
価格:1,047円(税込、送料無料) (2025/7/25時点)


 

 

ゼラチンパウダーでコラーゲンを日々作る

 

 

 ゼラチンと聞くとお菓子を思い浮かべるかもしれませんが、実は健康づくりにも役立つ優れものです。

 

 

 

 ゼラチンはコラーゲンのもととなる成分で、スープや温かい飲み物に溶かすだけで簡単に摂取できます。

 

 

 コラーゲンは肌や関節の健康に欠かせないたんぱく質で、高価なサプリに頼らず、日常の食事で手軽に体内でのコラーゲン生成をサポートできるのです。

 

 

コラーゲン不足が血管を脆くする

 

 

 コラーゲンが不足すると、私たちの体には深刻な影響が現れ、注意したいのが、血管のもろさによる脳出血などのリスクです。

 

 

 

 

 コラーゲンは皮膚や関節だけでなく、血管の壁を支える重要なタンパク質でもあります。

 

 

 人間の体は約60%が水分で構成されており、固形成分のうちの大部分がタンパク質、そしてそのタンパク質の約3割がコラーゲンと言われ、コラーゲンは体の構造を維持する上で不可欠な要素なのです。

 

 

 

 

 コラーゲンは、毛細血管を含む血管壁の柔軟性や強度を保つ役割を担い、ビタミンCが不足すると、体内でコラーゲンの合成がうまくいかなくなります。

 

 

 かつての船乗りに多く見られた「壊血病」は、まさにビタミンC不足によってコラーゲンが合成されなくなり、歯茎からの出血や皮膚の出血斑が見られる病気で、血管が脆くなり、簡単に破れてしまうことによって起こります。

 

 

 

 

 ビタミンC不足によってコラーゲン不足が続くと、血管の壁が弱くなり、ちょっとした血圧の変動や衝撃で毛細血管が切れやすくなります。

 

 

 これが脳で起こると、脳出血や脳梗塞といった命にかかわる病気に発展する危険もあります。また、血管だけでなく皮膚や関節、内臓の組織にも影響が出て、老化が進んだり、免疫力が低下したりすることもあります。

 

 

 コラーゲンの合成にはビタミンCの存在が不可欠です。たとえ体内にアミノ酸やゼラチンを取り入れても、ビタミンCが不足していれば、コラーゲンはうまく作られません。

 

 

 

 

脳幹出血もコラーゲンが関係

 

 脳の病気の一つに「脳幹出血」があり、脳の中心に位置する脳幹で出血が起こる、非常に致死率の高い疾患です。

 脳幹とは、脳全体の中継地点であり、呼吸や心拍、体温調節、意識の維持など、人間の生命活動を支える極めて重要な部位、この脳幹の働きが止まると、わずかな時間で命を落とす危険性があります。

 脳幹出血は、脳の血管が破れることによって起こりますが、破れやすくなる背景には、血管壁を支える「コラーゲンの不足」が関係するのです。

 血管はしなやかで強い構造を保つために、内側の構造をコラーゲンによって補強され、毛細血管の多い脳幹では、コラーゲンの役割が非常に大きいのです。

 しかし、加齢や栄養不足、ビタミンCの欠乏などによって体内でのコラーゲン生成がうまくいかなくなると、血管は脆くなり、脳幹での小さな出血が一気に命に関わる事態へと発展してしまうのです。

 また、脳幹の出血は一般的な脳出血とは異なり、ごく短時間のうちに呼吸停止や意識消失を引き起こすことがあり、搬送中に死亡する例も少なくありません。

 そのため、脳幹出血を防ぐには、血圧管理とともに、血管の強度を保つための日々のコラーゲン生成が必要になり、ゼラチンや鶏の皮、魚の皮などを積極的に摂取することで体内の血管をしなやかに保つ手助けになります。

 さらに、コラーゲンの合成にはビタミンCが不可欠なので、タンパク質を摂っても、ビタミンCが不足していればコラーゲンは作られないので、バランスのとれた食事と、意識的なコラーゲン・ビタミンCの摂取が、致死性の高い脳幹出血を遠ざけるために必要になります。

 

 

1ー3 血管が脆くなると重病に

 

 脳出血にはさまざまな種類がありますが、その中でも「くも膜下出血」は非常に重篤で、突然発症し命に関わることもある恐ろしい病気です。

 脳出血やくも膜下出血の背景には「血管の脆さ」が深く関係し、私たちの体には、心臓から送り出された血液を全身に届けるための血管が張り巡らされており、その総延長はおよそ10万kmにも及ぶと言われています。

 これらの血管の中でも、毛細血管は直径5〜10マイクロメートルと非常に細く、酸素や栄養素を細胞へ届けるという働きを担っています。

 血管は主に3層構造から成り立っています。内側から「内膜」「中膜」「外膜」と呼ばれ、それぞれが柔軟性や強度、血流の調整といった役割を持っています。

 中でも重要なのが、中膜と外膜の構造に関わる「コラーゲン」、コラーゲンが血管壁の弾力性や強度を支える“補強材”のような役割を果たしています。

 しかし、加齢や生活習慣の乱れ、栄養不足、そしてビタミンCの欠乏などによって体内のコラーゲン量が減ると、血管は次第に弱くなり、わずかな圧力でも破れてしまうことがあります。

 これが、くも膜下出血や脳出血の大きな原因の一つです。特に脳の血管は繊細で、血圧の変動にも影響を受けやすいため、コラーゲンによる構造の維持が重要なのです。

 くも膜下出血は、脳の表面にある動脈にできた動脈瘤が破裂することで起こり、突然の激しい頭痛、意識障害、嘔吐などを伴い、発症後すぐに適切な処置がなされないと、命に関わることもあります。

 コラーゲンを日々構成していき、タンパク質、ビタミンCと共に摂取することが、血管を強くし、脳の命を守ることにつながるのです。

 

 

1ー4 ゼラチンパウダーで血管を強化

 私たちの体を支えるタンパク質の中でも重要な「コラーゲン」、コラーゲンは、皮膚、血管、骨、関節、内臓など、全身の組織に広く存在し、弾力性や強度を保つために欠かせない構造タンパク質です。

 コラーゲンは「グリシン」というアミノ酸を約30%も含んでおり、さらにプロリンやヒドロキシプロリンなどのアミノ酸が繰り返し結合してできたタンパク質の一種なのです。

 私たちの体内でコラーゲンを合成するには、まず「材料」が必要になり、それがアミノ酸、つまりタンパク質を含む食材です。

 特にグリシンやプロリンを多く含む食材「良質なタンパク質を日々の食事に取り入れること」が基本になります。

 おすすめは「動物性タンパク質」です。肉、魚、卵、乳製品などには、体内で利用しやすいアミノ酸がバランスよく含まれており、筋肉だけでなくコラーゲンの材料としても優れています。

 しかし、忙しい日常の中で毎回しっかり調理するのは大変になるので、便利になるのが「ゼラチンパウダー」です。

 ゼラチンパウダーは、牛や豚などのコラーゲンを加熱・分解して得られる成分で、構造的にはほとんど「コラーゲン」と同じです。

 スープやお湯にさっと溶かすだけで、手軽にコラーゲンを補給することができるのが最大の魅力、味にクセがなく、温かい飲み物に混ぜても気にならず、毎日の習慣にしやすい点も大きなメリットです。

 年齢とともに体内でのコラーゲン合成は低下していくので、ゼラチンパウダーを活用することで、毎日手軽に良質なタンパク質とコラーゲンを補給し、肌のハリや血管のしなやかさ、関節の柔軟性を守ることができるのです。

1ー5 ゼラチンが関節痛の対策に

 

 

 膝の痛みに悩んでいる方は年齢を問わず多く、特に中高年層では「変形性膝関節症」が大きな原因となっています。

 この病気は、膝関節の軟骨が長年の使用や負担によって徐々にすり減ってしまい、骨と骨が直接ぶつかることで痛みや炎症が起き、進行すると、歩行や階段の上り下りさえ困難になり、生活の質を大きく損なうことにもなります。

 そこで注目されているのが「ゼラチンパウダー」、体内に取り入れるとアミノ酸に分解され、軟骨や靱帯の材料として再利用されます。

 特にゼラチンに含まれるグリシンやプロリンなどのアミノ酸は、関節軟骨の成分に近く、関節の修復や保護に役立つと考えられています。

 毎日、ゼラチンパウダーを取り入れることで、関節の栄養補給を助け、軟骨の維持や再生を促進する可能性があるのです。

 

 

 

 ヨーグルトやスープ、温かい飲み物に溶かして摂取すれば、手軽に継続できます。関節の違和感を感じたら、まずは食事からケアを始めてみましょう。

1ー6 骨粗鬆症にもゼラチンパウダーで対策

 年齢とともに増加する代表的な病気の一つが「骨粗鬆症」で、女性は閉経後に女性ホルモンの分泌が減少する影響で、骨の密度が急激に低下しやすくなります。

 骨粗鬆症とは、骨の内部がスカスカになり、もろくなってしまう状態で、ちょっとした転倒でも骨折を起こしやすくなり、寝たきりのきっかけになることもあるため、予防と対策がとても重要です。

 私たちの骨は硬いだけの組織ではなく、常に「再生(骨形成)」と「破壊(骨吸収)」を繰り返して生まれ変わり、若いうちは再生が優位ですが、加齢により破壊のスピードが上回ると、骨量は減少していきます。

 多くの人が「骨にはカルシウムが大事」と思いがちですが、実はそれだけでは十分でなく、骨の構造は、カルシウムだけでなく「コラーゲン」によっても支えられているのです。

 骨は、鉄筋コンクリートのように、コラーゲンが鉄筋、カルシウムがコンクリートのような役割をしています。

 骨のしなやかさと強さを支えるためには、コラーゲンの存在が不可欠であり、これがないとカルシウムもうまく骨に定着せず、カルシウムをしっかり摂っても、コラーゲンが不足していれば骨の質は改善されないのです。

 そこで注目されるのが「ゼラチンパウダー」、ゼラチンは体内でアミノ酸に分解されて再びコラーゲンの材料として利用されます。

 特に、ゼラチンに含まれるグリシンやプロリンなどのアミノ酸は骨の形成に関与する重要な成分、ゼラチンパウダーを日常的に摂取することで、骨の質の向上が期待できるのです。

 また、ゼラチンを摂取する際には、牛乳や小魚などでカルシウムを補い骨の強化を行っていましょう。

 

 

1ー7 ゼラチンパウダーで肌を若々しく

 老若男女を問わず、いつまでも若々しくありたいという願いは誰にでもあるもので、特に「肌の美しさ」は第一印象を大きく左右し、年齢を重ねるほど気になるポイントになります。

 シワやたるみ、乾燥やくすみといった肌トラブルは、年齢とともに増えていきますが、その根本的な原因のひとつが「コラーゲンの減少」です。

 コラーゲンは体内のあらゆる組織に存在していますが、実はその約40%が「皮膚」に存在し、肌の美しさはコラーゲン量と密接に関係しており、ここに「ゼラチンパウダー」が大きな効果を発揮します。

 人の皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造から成り、一番外側の表皮は、肌のバリア機能を担い、水分の蒸発や外部刺激から体を守る役割を果たしています。

 次に、その下にある真皮が、肌のハリや弾力を保つ要となる層で、ここにコラーゲン繊維が網のように張り巡らされ、深部には皮下組織があり、脂肪や血管を含み、肌全体のクッションのような役割を果たしています。

 ゼラチンパウダーは、動物の皮や骨などから抽出したコラーゲンを加熱・分解したもので、体内に入るとアミノ酸に分解され、再びコラーゲンとして再合成されます。

 特にグリシンやプロリンなど、コラーゲン特有のアミノ酸が豊富に含まれているため、肌の真皮層においてコラーゲン繊維を再構築し、肌の弾力や潤いを内側から支えてくれるのです。

 これは外側から塗るスキンケアとは異なり、内側から肌の土台を整えるという点で、より根本的な美容法といえるでしょう。

 

 高価な化粧品を何種類も使い分けて肌の表面を整えるよりも、ゼラチンパウダーを食生活に取り入れて内側からコラーゲンを補い、真皮の状態を改善していく方が、はるかに自然で効率的です。

 肌の調子が良くなると、化粧品に頼る必要が少なくなり、経済的にも大きなメリットがあります。高価な美容液やクリームに投資するより、まずはゼラチンパウダーを試してみることで、驚くような肌の変化を感じられるかもしれません。

 肌の美しさは、表面ではなく「内側」からつくられる。そんな実感を、日々の小さな工夫で手に入れることができるのです。

第2章 ヨーグルトを食べて腸からキレイを

 腸内環境の整備は美容と健康の土台、そこで注目したいのが、手軽に取り入れられる発酵食品「ヨーグルト」。

 朝食の定番として親しまれていますが、実は整腸作用だけでなく、免疫力の向上や肌の調子を整えるなど、多くのメリットがあります。

 

 

 

 体の内側からキレイを育てるには、まず腸を整えること。ヨーグルトはその最良のパートナーとなる食品です。

2ー1 シニア便秘解消にプレーンヨーグルト

 年齢を重ねるにつれて、男女問わず便秘に悩む人が増加し、若いころは毎日自然に出ていたのに、シニア世代になると「何日も出ない」「お腹が張って苦しい」といった声が多くなります。

 その背景には、加齢による腸のぜん動運動の低下や、水分・食物繊維の摂取不足、そして「腸内フローラ(腸内細菌叢)」のバランスの崩れが関係、悪玉菌が優位になると腸の働きが鈍くなり、便が硬くなって出にくくなるのです。

 

 さらに、生活習慣の乱れも腸内環境に大きな影響を及ぼし、不規則な食事、運動不足、ストレス、睡眠の質の低下などが続くと、腸内の善玉菌が減り、悪玉菌が増えやすくなります。

 こうした腸内のバランスの乱れを整えるためには、腸に直接働きかける食品の力を借りるのが効果的です。

そこで、毎日気軽に取り入れられる「プレーンヨーグルト」、ヨーグルトには乳酸菌が豊富に含まれており、腸内に届くと善玉菌として働き、悪玉菌の増殖を抑えてくれます。

 プレーンヨーグルトは余分な糖分や添加物が含まれていないため、腸にやさしく、毎日安心して続けやすいのが魅力です。

 朝食時にプレーンヨーグルトを一皿取り入れるだけでも、腸内環境の改善に役立ち、シニア世代の便秘対策には、医薬品よりもまず、自然で穏やかなヨーグルトの力を試してみることをおすすめします。

2ー2 ヨーグルトで大腸がんの対策も

 プレーンヨーグルトは、整腸作用だけでなく、大腸がんの予防にも効果が期待できる食品です。

 腸内環境を良好に保つことは健康全般において重要ですが、特に大腸がんの予防においては、その働きが注目されています。

 大腸がんは、腸内に悪玉菌が多くなり、有害物質が生成されることで腸の粘膜が長期間にわたり刺激を受け、発症リスクが高まると考えられています。

 ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の働きを抑える力があります。

 悪玉菌が作り出すアンモニアやインドール、フェノールといった有害物質の発生を減らし、腸内を酸性に保つことで、病原菌の繁殖を抑制、このような環境を作ることで、大腸の細胞が健康に保たれ、大腸がんのリスクも下げることができます。

 特にプレーンヨーグルトは、自然な形で腸内に乳酸菌を届けることができ、毎日継続して食べることで、腸内フローラが整い、腸の動きも活発になります。

 便秘がちで腸内に便が滞りがちな人ほど、ヨーグルトを習慣にすることで老廃物の排出が促進され、大腸の健康維持に役立つのです。

 腸内環境を整えることは、ただお腹の調子をよくするだけではなく、将来的な病気の予防にもつながり、大腸がんのリスクを少しでも下げたいと考えるなら、プレーンヨーグルトを食べる習慣をつけていきましょう。

第3章 ココアの力で免疫アップ

 香り高く、ほっと心が和む飲み物「ココア」実はこの身近な飲み物が、美容と健康を支える力を秘めています。

 ポリフェノールやミネラルを豊富に含み、血流改善やリラックス効果など、さまざまな恩恵が期待できます。

 甘いだけじゃない、ココアの実力を知ることで、毎日の習慣がより心強い味方に変わっていきます。

3ー1 ココアを飲んで便秘の解消に

 

 

 ココアの原料であるカカオ豆は、古くから健康食材として知られ、近年ではチョコレートの効能も注目されていますが、便秘解消という観点で見ると、チョコレートよりも「カカオパウダー(ココアパウダー)」の方がはるかに効果的です。

 チョコレートには砂糖や脂肪分が多く含まれている一方、純粋なカカオパウダーは、カカオ豆を発酵・乾燥・焙煎した後にすりつぶし、脂肪分であるココアバターを取り除いた粉末で、栄養が凝縮されています。

 このココアパウダーには、食物繊維やミネラル、ポリフェノールなど、腸に良い栄養素がたっぷり含まれています。

v中でも注目すべきなのが、「リグニン」という不溶性食物繊維、リグニンは水に溶けない繊維であり、腸内で水分を吸収して便のかさを増やし、腸のぜん動運動を促進し、便通が改善、自然なお通じへと導いてくれるのです。

 現代人に多い食物繊維不足は、慢性的な便秘の大きな要因となっていますが、毎日1杯のココアを取り入れることで、無理なく食物繊維を補うことができます。

 甘さのないピュアココアを使えば、糖分の摂りすぎも防げ、朝の一杯、もしくは夜のリラックスタイムに温かいココアを取り入れる習慣は、心と体の整腸に役立ちます。

3ー2 免疫力アップにも効果をもたらす

 ココアパウダーには、免疫力を高める働きがあることが近年の研究で明らかになってきました。

 特に注目すべきは「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」を活性化し、ある実験では、一定期間ココアを習慣的に摂取した被験者において、NK細胞の働きが高まったことが報告されています。

 NK細胞は、体内に侵入したウイルスやがん細胞をいち早く見つけて攻撃する、免疫の最前線で活躍する重要な細胞で、日々の生活の中でNK細胞の働きを保つことは、感染症予防や病気に負けない体づくりに直結します。

 実際に、ココアの成分がインフルエンザウイルスにも効果を発揮することが研究で確認されており、A型・B型の両方に対して感染抑制効果があると報告されています。

 これは、ココアに含まれるポリフェノールやテオブロミン、食物繊維などの成分が、免疫の調整や炎症の抑制に関与しているためと考えられています。

 ココアは飲み物としてだけでなく、ヨーグルトに混ぜたり、料理やお菓子に加えることでも効果が得られるという点で、朝のヨーグルトにスプーン1杯のココアパウダーを混ぜるだけで、免疫力をサポートする一品になります。

 甘みを加えず、純粋なココアを使うことで、糖分を抑えながら健康効果をしっかりと得ることができます。

 毎日の生活に無理なく取り入れられるココアパウダーは、体調管理の強い味方。寒い季節や感染症の流行期だけでなく、日常の健康維持のためにも、ぜひ習慣化したい食品です。

3ー3 テオブロミンが血管を拡張

 ココアには、健康効果が期待される成分が多く含まれており、特に注目されているのが「カカオポリフェノール」と「テオブロミン」です。

 カカオポリフェノールは、抗酸化作用に優れた天然成分で、血管をしなやかに保つ効果をもたらし、これにより血管が拡張しやすくなり、血圧の低下を助けることが報告されています。

 また、カカオポリフェノールにはLDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぐ働きがあり、動脈硬化や心血管疾患の予防にも効果的とされています。

 さらに、強い抗酸化作用によって体内の活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぐ効果も期待されます。

 これは、シミやシワといった肌の老化だけでなく、内臓や血管の老化防止にもつながり、「食べるアンチエイジング」として、ココアは日常に取り入れたい食品の一つです。

 一方で、ココアに含まれるテオブロミンは、穏やかに血管を拡張し、血流を促進、これにより体全体に酸素や栄養が行き渡りやすくなり、冷え性や肩こりの緩和、集中力の向上などの効果も期待できます。

 また、テオブロミンは興奮作用が穏やかで、就寝前に飲んでも比較的安心なのも魅力です。

 ただし、市販のココアドリンクには、砂糖やクリーム、香料などが多く含まれているものもあり、健康効果を台無しにしてしまう可能性があります。

 できるだけ「純ココア(ピュアココア)」や「無糖タイプ」を選び、自分で甘さを調整するのがおすすめです。

 また、ココアに含まれるテオブロミンは、犬や猫などの動物にとっては毒性がある成分なので、ペットに与えると命に関わることもあるため、誤って口にしないよう注意が必要です。

9-3

コメント

タイトルとURLをコピーしました