こんにちは、たくやです。
福岡県でリライフ(人生再スタート)アドバイザーをしており、老後お金の不安や健康の悩みの解消、副業や資産運用をして年金+αお手伝いをしています。
今回は、肝臓を守る生活習慣を 脂肪肝の対策と改善の話になります。

この前の健康診断でお父さんの
肝臓の数値が高かったのよ

肝臓は沈黙の臓器ですので
症状が出る前の対策が重要になりますね

しばらくはお酒を控えて
様子見をしなきゃね

お酒もさることながら
普段の食生活でも対策をしていきましょう
これまでは、肝臓を壊す人はお酒のイメージが先行していました、そのために「私はお酒を飲まないから肝臓は大丈夫」と思ってしまう人が多いのが現状です。

しかし、肝臓はただの解毒臓器ではなく、体の代謝機能にとっても重要な役割を担っており、お酒が原因となり、肝機能の低下、脂肪肝を招く事が十分にあり得るのです。

アルコール以外が要因で起こる肝機能障害を「非アルコール性脂肪肝」と言い、お酒が原因での脂肪肝よりも進行が早く、肝硬変や肝がんのリスクも増加します。

「お酒を飲まないから、肥満じゃないから大丈夫」思考は捨てていき、今の生活習慣をまずは見直し、リライフ中を健康な肝臓で病気知らずの日々を送りましょう。

・痩せていても脂肪肝に陥る
・女性の脂肪肝は年齢とともに増加
・脂肪肝を認知症との関係

肝臓は沈黙の臓器になります
何かある前の対策を行いましょう
目次
安心に注意、脂肪肝に体型は関係なし
脂肪肝と「脂肪」が名前に付くために、肥満の方とイメージしてしまい「私は痩せている、肥満じゃない」と思い、若い頃とほぼ同様の食事内容をしてしまうのは要注意

現在では標準体重以下の人でも脂肪肝を発症している方が増加しており、脂肪肝の約2割が痩せているのに脂肪肝と言われ、非アルコール性脂肪肝の方も増加傾向に

痩せているから大丈夫思考は危険を招きやすく、気が付いたら、脂肪肝が進行している「隠れ脂肪肝」や生活習慣病などを発症する事も珍しくないのです。

更に、年齢を重ねていくと、体重が増加が体脂肪になっていると限らず、異所性脂肪となり肝臓はじめ、筋肉や臓器に無意識に脂肪がついている事も

痩せている人の脂肪肝は、肥満の方とのメカニズムが少し変わり、内臓脂肪の多さと筋肉量の少なさが原因ではないかと考えられています。

脂肪肝を増やす要因には、摂取する栄養の乱れがあり、太っている人は脂質や糖質の過剰摂取、タンパク質、ビタミン、ミネラル不足などが長期間続く事も要注意になります。

① 肝臓の代謝機能の低下を招く要因
MAFLD(代謝異常関連脂肪肝)の要因は食事の事が多く、現代で摂りすぎてしまう「糖質」には特に注意が必須になります。

糖質は、消化されてブドウ糖として吸収され血糖と呼ばれ、ブドウ糖は肝臓ではグリコーゲンに変わり蓄積、余分な物が脂肪として肝臓に溜まっていきます。

脂質についても、分解や吸収、コレステロールの生成などに関わっているために、糖、脂質とともに代謝し活用するために調整をしています。

糖質や脂質の過剰摂取が日々継続をしてしまうと、代謝機能が正常に行われずに、貯蔵も限界となり、処理しきれず血中に放出されて、更に体には悪影響に

「薬物性肝障害」は、薬によって肝機能が低下していくもので、肝臓は解毒の臓器で、体に取り込まれる有害な毒素、化学物質、アルコールを無毒化していきます。

治療や健康維持のために飲んでいる薬も肝臓で代謝されたいき、肝臓の負担になってしまう物もあり、処方箋だけではなく、市販薬、サプリ、などの飲み過ぎにも注意を

また肝臓からのサインも見逃す事も要注意になり、ただでさえ沈黙の臓器である肝臓ですので、何かサインを出している事は、進行が進んでいるケースも少なくありません

肝機能低下による初期症状には、以前より疲れやすくなったり、肌荒れ、お酒の飲む量が減ってきた、食欲不振など年齢のせいなどにしがちな事も

肝臓は解毒と代謝の臓器、肝機能が低下し本来の働きが鈍り、ある程度進行をしてしまうと肝機能低下特徴的な症状が出てしまいます。

症状がでくる時には、すでに肝臓の数値が異常値の場合が多く、肝臓からくる痒みは、肝機能低下の代表的な症状の一つになります。

この症状は肝臓で代謝される成分の一つが排出をされずに血液中を逆流してしまい、皮膚近くにある神経を刺激することで起こるのです、

また便が白くなる事もあり、この症状は肝臓の胆汁を作る働きが弱くなることで起き、他に腹部に膨満感やむくみなどが表れます。

脂肪肝が更に悪化をしてくると、肝炎、肝硬変へと変わり、体に黄疸が表れ、黄疸は肝機能の低下によって、血液中にビリルビンが増加し皮膚や白目部分が黄色に見えてきます。

黄疸が出ることは、本来は体の外に排出されるビリルビンが体内に留まることで起こり、黄疸が出る事は、肝機能の異常を疑いましょう。

また、お腹が張る症状では治らずにお腹に水が溜まる「腹水」や血液を固める因子も肝臓で作られるので、血が止まりにくくなるという症状も表れます。

② 女性は40歳前後の脂肪肝に注意を
脂肪肝はお酒を飲む人、肥満の人に加えて、男性がなるイメージを持たれがちですが、近年では女性の脂肪肝も増加しているのです。

検診などを受ける人の約30%に脂肪肝が見られ、その中で非アルコール性脂肪肝として診断されるのは、男性の場合40%、女性は20%とデータがあるのです。

肥満による脂肪肝をはじめ、若い頃に美容への意識から食事を制限したダイエットを行う事により「栄養障害性脂肪肝」によるリスク等があります。

注意するのは40代以降の女性になり、この事は更年期が深く関わり、閉経後の女性は、女性ホルモンの働きにより体は守られています。

女性ホルモンには、血管内のコレステロールを体外へと排出する働きがあり、動脈硬化の予防や内臓脂肪が溜まりにくい状態を保ってくれます。

しかし、30代後半から更年期に向かって女性ホルモンが急激に低下していき、そのことに比例し内臓脂肪や重病のリスクが増加をしていきます。

肥満もなく、食習慣などに気を配っている方が、20~30代と同様の生活リズムを送るだけで脂肪肝のリスクが増加をしていくので注意をしていきましょう。

③ 肝機能に良い食材が逆効果に
お酒を飲む前のウコン、肝臓には同じ肝臓のレバー、牡蠣も肝機能アップになど肝臓にいい食材には様々な物がありますが、脂肪肝が進んでいると逆効果に働くことも

注意するのが鉄分となり、鉄分は、体内にある約3分の2が赤血球の中で酸素の運搬に使用をされ、残りは肝臓に貯蔵をされます。

鉄分は体にとって非常に重要なミネラルになるのですが、過剰に摂ってしまうと肝臓を傷つけてしまう事がわかっており、肝炎などの治療には鉄分の制限をかけることも

健康な肝臓の場合はある程度の鉄が貯蔵でき、うまく代謝していく事が出来るのですが、脂肪肝や慢性の脂肪肝が続くと、肝臓に鉄が溜まりやすくなるのです。

鉄分の多い食材には、貝類やレバー、ウコンなどがあり、これらの食材は肝臓に良い食材として取り上げられていますが、摂りすぎには十分注意をしていきましょう。

④ 過度な糖質制限が脂肪肝を増加
肝臓は糖の代謝と貯蔵を行っており、糖が過剰になると中性脂肪になり肝臓に蓄積されていき脂肪肝が加速をしていきます。

この事から脂肪肝を防ぐために糖質の摂取を抑えていく事が重要なのですが、極端に糖質を0に近づける事は、肝臓だけではなく体全体に悪影響を及ぼします。

糖質は本来、体にとって重要なエネルギーとなり必要不可欠な存在、脂肪肝を避けるあまり制限をしすぎてしまうと、体はガス欠状態になり、筋肉や骨などからエネルギーを補充します。

肝臓に蓄えられる糖は50gほどと多くなく、脂肪肝が進行している人は、更に少ない量となり、制限をかける事で、なお一層グリコーゲンが減少します。

良い事の聞こえますが、これ以上に糖が入っていない状態が続いてしまうと低血糖状態に近くなり、エネルギー不足になり、疲労感が重くのしかかります。

糖質の量が極端に少なくなると、少ない摂取でも過剰に脂肪に蓄えようと働き、全身の中性脂肪が肝臓に集まり、痩せているのに脂肪肝と言う形が出来上がります。

⑤ 脂肪肝で認知症のリスクが上がる
脂肪肝が進行をしていくと、高血糖や高血圧、高コレステロールなど様々な生活習慣病の因子と影響し合い負の悪循環に襲われます。

脂肪肝と併発して、肥満、2型糖尿病、脂質異常症などメタボリック症候群に含まる疾患があげられ、認知症もその一つになるのです。

脂肪肝が進行していくと、心筋梗塞や脳梗塞といった心血管系の疾患を発症する頻度が高くなると言われています。

主な認知症として挙げられるアルツハイマー型認知症は、脳の中にタンパク質の1種であるアミロイドβ、別名脳のゴミが蓄積し、日々症状を悪化させていきます

このアミロイドβは、血糖値をコントロールしてくれるインスリン抵抗性と関連することも分かっており、血糖値が上がるとインスリンが分泌し血糖値を下げてくれます。

役目を終えたインスリンは、インスリン分解酵素と呼ばれる酵素によって分解、そして、脳に蓄積されるアミロイドβも、体外に排出するためにはインスリン分解酵素の力が必要になるのです。

高血糖が継続すると、インスリン分解酵素が、アミロイドβの分解に手が回らず、アミロイドβの蓄積量が増えていくのです。

肝臓と脳の関係では「肝性脳症」と呼ばれる病気もあり、原因は様々ですが、肝機能が低下してしまうことでアンモニアの解毒が起これない事

血液中のアンモニア濃度が上昇、それが脳に達する事で、脳症を引き起こし、体の素になっているタンパク質を構成するアミノ酸のバランスも崩れ脳に影響するのです。

肝性脳症では、頭がぼーっとしたり、つまづきやすくなったり、手が震えるなどの症状が出始め、怒りっぽくなったりと認知症と似た症状も見られるのです。

しかし、他の病気などと間違えやすく、年齢のせいにもしがちになるので、体調がおかしい時には早めの病院の受診を

⑥ こまめな運動で脂肪肝を改善していく
脂肪肝を改善していくためには、食事の改善だけではなく、運動習慣もつける事で効果が増加、有酸素運動、無酸素運動、どちらも脂肪肝を減らす効果があります。

脂肪肝は、糖質の過剰摂取とそのエネルギーを使わずにいることで、体内に脂肪として溜め込まれ、行き場をなくなった脂肪が臓器についてしまいます。

糖質を一番消費するのが筋肉、筋肉を増加する事で代謝が良くなり、糖質を余す事なく消費する事ができ、肝臓への負担を減らしていけるのです。

筋肉を増やすためには、無酸素運動の筋トレが有効なのですが、張り切ってジムなどにいく必要はなく、家でスクワット一回から習慣をつけていきましょう。

有酸素運動も効果的ですが、こちらもいきなり長距離を歩く必要はなく、家で出来る事から始めていき、習慣の延長で短いウォーキングへと変化していきます。

まずは、家での隙間時間を見つけていき、小さく少しずつ運動を行い脂肪肝を改善、予防し、そのほかの高血圧や高血糖なども同時に対策をしていきましょう。

まとめ:食事を見直していき脂肪肝の対策を

脂肪肝の対策が少し分かったわ
今日から対策していかないとね

まずは程よく改善を始めていきましょう
小さな行動が予防医療につながります
本日は、肝臓を守る生活習慣を 脂肪肝の対策と改善の話を解説していきました。

・肝臓に体系は関係ない
・現代では女性も脂肪肝になる
・脂肪肝と認知症の関係性
重病の入り口になる脂肪肝、年々発症者数も増加しているのですが、症状が表に表れないために進行しても気が付かず、気がついた時には手遅れということも

健康診断で、血圧、血糖値、コレステロール値が高いと言われた時には、肝臓も同時に悪いと思い食事の改善、生活習慣の改善を同時に行っていきましょう。

肝臓がSOSを出す前から健康診断での数値を見て、早めの対策と早めの改善を行っていき、肝臓のSOSを未然に防いでいきましょう

リライフ中は、肝臓からのSOSを出さないためにも早期発見と早期治療に努めていき、肝臓からの重病を未然に防ぎ健康的な日々を送っていきましょう。


脂肪肝を対策することで
多くの重病の対策に効果的に
最後まで見ていただきありがとうございました。
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