こんにちは、たくやです。
福岡県でミライフ(人生再スタート)アドバイザーをしており、老後お金の不安や健康の悩みの解消、副業や資産運用をして年金+αお手伝いをしています。
今回は、日々の食事習慣で3高数値を下げる 今日から綺麗な血管対策の話になります。

この前健康診断だったんだけど
血圧がギリギリ黄色信号だったわ

血圧がギリギリだったのですか
健康診断の注意する項目の一つですね

血圧以外の項目が大丈夫だったけど
他にも注意した方がいいのかしら?

他にも注意する項目は数点あり
しっかりと把握して判断を
血圧、血糖値、コレステロール、これらの数値は、体の中の「今」を映し出す重要なサインです。

しかし、これらが異常を示しても、すぐに自覚症状が現れるとは限りません。だからこそ「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」と呼ばれるのです。

血管の異変は、音もなく静かに、確実に進行していき、動悸も痛みもないまま、ある日突然、心臓や脳に大きな負担をかけることになるのです。

健康診断で「血圧が高め」「血糖値が基準超え」「LDLコレステロールが要注意」と指摘されるのは、まさにそのサイン。
そんな静かな異変に気づき、早期に手を打つための知識と習慣を身に付けて、若々しい血管を取り戻しましょう。

・血圧を放置している現代人
・健康診断の適正値を知っておく
・メタボになる前に対策をする

健康診断の数値は通知表
しっかりと今後の対策を練りましょう
目次
約1割が高血圧を放置中の現代
日本人に最も多い生活習慣病といえば高血圧、実に約4300万人もの人が高血圧と推定されており、これは成人の約3人に1人に相当します。

現状は、自覚のないまま放置している人が多く、約45%、つまり1400万人近くが未治療のままであるという事実があります。
高血圧は痛みや不快感などの症状が出にくいため、つい軽く考えてしまいがちです。
しかし、放置すると血管に常に強い圧力がかかり、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中など命に関わる病気の引き金になります。

だからこそ重要なのが、「血圧を日常的に測る」という習慣で、病院での測定だけでなく、自宅でもこまめに血圧を測ることで、自分の正常値を知り、異変にいち早く気づくことができます。
食後の高血糖が病気の引き金
血糖値を評価する際に、よく用いられるのが「空腹時血糖値」と「HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)」です。

これらは糖尿病の診断や経過観察に欠かせない指標ですが、もう一つ見逃してはならないのが「食後血糖値」
食後の血糖値は、食べたものの影響を直接反映するものであり、血管へのダメージと密接に関わっており、空腹時は正常でも、食後に急激に血糖値が上昇している“隠れ高血糖”の人は少なくありません。
中国で行われた大規模調査によると、実に二人に一人が食後高血糖の状態だったという報告もあり、日本人でも同様の傾向があると考えられ、注意が必要です。

血糖値の問題は静かに進行し、気づいたときには動脈硬化や心血管疾患のリスクが高まっていることもあるので、健康診断の数値が正常でも、日常的に血糖値を意識することが重要になります。
脂質異常症は年齢と共に増加する
血中を流れる脂質には、大きく分けてコレステロールと中性脂肪の2種類があり、体に必要な成分ではありますが、数値が基準を外れると「脂質異常症」と診断されます。

この状態が続くと、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる疾患のリスクが高まります。
脂質異常症には、大きく分けて3つのタイプ、LDLコレステロール(悪玉)が高いタイプ、中性脂肪が高いタイプ、そしてHDLコレステロール(善玉)が低いタイプです。
いずれも血管に負担をかける状態であり放置は禁物、厚生労働省の調査では、脂質異常症の疑いがある人は50歳以上で実に二人に一人と言われています。

これは非常に高い割合であり、加齢とともに増加する傾向がはっきりと表れ、女性も閉経後にホルモンバランスが変わることで、脂質異常のリスクが高まることも知られています。
血圧の基準値を知る
血圧とは、心臓が血液を送り出すときに血管に加わる圧力のことを指し、この圧力が高すぎると血管に負担がかかり、動脈硬化や心臓病、脳卒中などのリスクが高まります。

血圧には、心臓が収縮したときの「収縮期血圧(上の血圧)」と、拡張したときの「拡張期血圧(下の血圧)」の2つがあります。
日本高血圧学会のガイドラインによれば、正常値は収縮期血圧が120未満、拡張期血圧が80未満とされています。

これを超えると「高値血圧」や「高血圧」と判断され、注意が必要になり、140/90mmHg以上になると、高血圧として治療の対象になります。
血糖の基準値を知る
血糖値の測定には、大きく分けて「空腹時血糖値」と「HbA1c」の2種類があります。

空腹時血糖値は、前日の夜から絶食した状態で測定されるもので、血液中のブドウ糖の量を直接反映し、正常値は70〜99mg/dLとされ、126mg/dL以上で糖尿病の可能性が高くなります。
一方、HbA1cは過去1〜2か月の平均的な血糖の状態を示す指標になり、赤血球中のヘモグロビンに糖が、どの程度結びついているかを見るもので、正常値は4.6〜5.6%。6.5%以上になると糖尿病の診断基準となります。

健康診断ではこの2つの数値を総合的に見て、血糖の安定性や異常の兆候を判断、どちらも重要な指標なので、定期的なチェックが大切です。
脂質異常症の基準を知る
脂質異常症は、血液中の脂質バランスが乱れている状態を指します。

脂質の代表はコレステロールで、これには「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールと、「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールがあります。
HDLは余分なコレステロールを回収する役割があり、逆にLDLは血管内に蓄積しやすいため、動脈硬化を進行させる要因。
最近では、LDL以外のすべての悪玉コレステロールをまとめた「non-HDLコレステロール」も注目されており、より実態を反映した指標とされています。

脂質異常症の診断は、①LDLコレステロール、②HDLコレステロール、③中性脂肪、④non-HDLコレステロールの4項目のうち、1つでも基準を外れると診断されます。
メタボの基準にも3高が
血圧、血糖値、コレステロール。この3つの数値は、健康診断の中でも特に注目される指標で「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の判断基準に含まれています。

メタボリックシンドロームは、内臓の周りに脂肪がたまり、さまざまな生活習慣病のリスクが高まっている状態。
メタボの診断では、「へその周囲」の腹囲が測定され、男性で85cm以上、女性で90cm以上が基準です。
この内臓脂肪の蓄積に加え、血圧、空腹時血糖値、中性脂肪やHDLコレステロールの異常のうち、2つ以上が当てはまるとメタボと判定されます。
しかし最近では、痩せていても生活習慣病に陥る「隠れメタボ」が増えていることが問題となり、見た目がスリムでも内臓脂肪が多く、血管の状態が悪化しているケースは少なくありません。

肥満かどうかだけでは健康を判断せず、健康診断で血圧、血糖、コレステロールの数値をしっかり確認し、自分の体の状態を把握することが、将来の病気予防につながります。
放置が糖尿病からの合併症にも
高血糖の状態が長く続くと、糖尿病へと進行し、全身の血管や神経に深刻な影響を及ぼします。

細い血管が集中する目や腎臓、神経はダメージを受けやすく、重大な合併症の原因になるのです。
糖尿病の三大合併症のひとつが「糖尿病網膜症」、これは目の奥にある網膜の毛細血管が損傷し、視力の低下や出血、最悪の場合は失明に至る病気です。

現在、日本では年間およそ三千人が糖尿病に関連して失明しており、その背景には長年の高血糖の放置があり、視力の低下はゆっくり進行するため、気づいたときには重症化しているケースが少なくないのです。
腎臓にも同様の危機が訪れ、糖尿病によって腎臓の機能が低下し、最終的には人工透析が必要になる「糖尿病性腎症」は増加の一途をたどっています。

毎年およそ1万5千人が新たに透析を開始しており、その多くが糖尿病によるものです。
さらに、高血糖は動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳卒中などのリスクも上昇し、高血糖が10年続けば、それだけ血管の老化も10年進むとも言われています。
コレステロールの意識が低い傾向に
コレステロールというと「悪いもの」と思われがちですが、実は体にとって欠かせない重要な成分です。

細胞膜の構成要素となったり、ホルモンや胆汁酸の材料になったりと、生命活動を支える役割を担っていますが、その量やバランスが崩れると、健康に悪影響を及ぼすことになります。
注目すべきは「LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)」で、血中にLDLが多すぎると、血管の壁にコレステロールが沈着し、動脈硬化を引き起こします。

動脈硬化が進行すると、心臓の血管が詰まり、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)を招くリスクが高まります。
実際、LDLコレステロールを18%下げることで、冠動脈疾患の発症リスクが約33%も低下するという研究報告もあり、LDLが高いまま放置されると、その蓄積が長年かけて動脈硬化を進行させ、命に関わる疾患を引き起こすのです。
また、LDLが高い人は、低い人に比べて心筋梗塞のリスクが有意に高いこともわかっており、コレステロール値をただ下げれば良いという単純な話ではなく、適正なバランスを保つことが何よりも重要です。
一方で、総コレステロール値も注意が必要で、高すぎると動脈硬化のリスクが上がりますが、低すぎる場合も問題となります。

肝臓の疾患がある場合には、肝機能の低下によって総コレステロール値が異常に低くなることがあり、これは肝臓が十分なコレステロールを合成できていないサインでもあり、病気の兆候ととらえるべきです。

コレステロールは「体に必要だが、過不足は禁物」という存在で、年齢や体質に合わせて、自分の数値を知り、定期的にチェックしながら適切に管理を
まとめ:健康の鍵を握る3高の数値対策を

健康診断の数値の見方もわかったわ
血管を綺麗にして対策しなきゃね

健康診断始め日々の血管を労り
重病知らずの健康習慣作りを
今回は、日々の食事習慣で3高数値を下げる 今日から綺麗な血管対策の話になります。

・血圧が高い場合は放置しない
・血糖値の上げ下げが血管を痛める
・コレステロールは完全悪ではない
血圧、血糖値、コレステロールは三大健康診断指標になり、まずはこれらに焦点を当てて、血管から整える生活習慣が重要になります。

これらの数値はそれぞれが独立しているわけではなく、相互に関係、影響をし合いながら日々の体の健康状態を形づくっているのです。

数値が高いまま放置していると、静かに進行をしていくサイレントキラーでもあるので、健康診断の数値を見てすぐに対策と生活改善が必要になります。

ミライフ中に健康を継続するためにも、健康診断の数値をしっかりと理解しその数字を見て対策をとっていきましょう。


健康診断を受けて終わりにせず
数値を理解して日々対策と改善を
最後まで見ていただきありがとうございました。
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