目次
はじめに
年齢を重ねるにつれて、体の変化は誰にでも訪れ、以前と同じように食べているつもりでもお腹まわりに脂肪がつきやすくなり、疲れが取れにくくなるのは、代謝や消化機能の低下が始まっているサインです。

さらに、食事量が減りやすい高齢期には、気づかないうちに必要な栄養が不足し、筋力や体力の低下、免疫力の衰えにつながることも珍しくありません。

今回は、年齢に合わせて食習慣を整え、健康を守るための基本をわかりやすくまとめ、タンパク質を先に食べる工夫や腸内環境を整える食品の選び方、避けたい油や加工食品との付き合い方など、今日から無理なく取り入れられる内容ばかりです。
体の変化に気づいた今こそ、負担をかけない食べ方へと軌道修正し、心も体も元気に暮らせる毎日をつくっていきましょう。

年齢と共に食事に変化を
年齢と共に代謝は少しずつ落ちていき、以前のような生活リズムを送っているとお腹周りには脂肪がついていき、膝や血管に疲労が蓄積し続けてしまいます。

そして、運動不足などが加わると、このことが加速をしてしまい、筋肉が収縮し、代謝が落ちるだけではなく、疲労も以前よりも増えていくのです。
代謝が低下し続けるとエネルギーを効率よく使用できずに、余分に脂肪になりやすくなるので、まず早めの対策、生活の改善が必要になるのです。

いきなり今までの生活リズムを大きく変えるのでなく、悪習慣を小さくしていき、新しい習慣を小さく始めていきましょう。
タンパク質ファーストで食事を
年齢を重ねると、食欲が落ちて食べる量が少なくなることは自然な変化ですが、食事量が減ると必要な栄養が不足し、低栄養状態に陥りやすくなります。
高齢期は代謝の低下や消化機能の衰えから食事量がさらに減り、栄養の偏りが出やすくなるため注意が必要で、低栄養は筋肉の減少や免疫力の低下、体力の衰えを招き、転倒や病気のリスクを高める原因となってしまうのです。
食が細くなった時に最も意識したいのが「タンパク質」、筋肉量の維持には欠かせない栄養素であり、まずは食事の最初にタンパク質をしっかりと摂ることを心がけましょう。

肉や魚、卵、大豆製品などは消化が良く、少量でも効率的にタンパク質を補給でき、朝食や昼食に取り入れることで、日中の活動に必要なエネルギー源にもなります。
次に大切なのが、ビタミンやミネラル、食物繊維を補う野菜、食事量が減ると、つい主食やたんぱく質だけで満足しがちですが、野菜を加えることで消化吸収を助け、腸内環境を整え、免疫力を高める効果が期待できます。

最後に、お腹に入る分だけ主食を取るようにしていき、ご飯やパンなどの糖質は体を動かすエネルギー源として欠かせませんが、まずタンパク質と野菜を先に摂ることで血糖値の急上昇を防ぎ、満足感も得やすくなります。

この順番を守ることで、筋肉の減少を防ぎながら体に必要な栄養を効率よく取り入れられます。
トランス脂肪酸の量も減らしていく
年齢を重ねると、体に必要な栄養素を増やす一方で、減らすべき食材もはっきりしており、その代表格が菓子パンやスナック菓子、インスタント麺などに多く含まれる「トランス脂肪酸」です。
トランス脂肪酸は、油を加工する過程で生じる人工的な脂肪で、摂りすぎると血液中の悪玉LDLコレステロールを増やし、善玉HDLコレステロールを減らす作用があります。

これが動脈硬化や心筋梗塞など、血管の重大な病気を引き起こす原因になることがわかっています。
これらの食品は脂質だけでなく糖質も多く含む傾向にあり、菓子パンやスナック菓子は砂糖や精製された小麦粉を大量に使うため、血糖値を急上昇させやすく、インスリンの過剰分泌を招きます。

また、調理法も揚げる・焼くなど高温調理が中心でカロリーが高く、エネルギーの割にビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養価がほとんどなく「高カロリー・低栄養」という、体に負担の大きい食材なのです。
トランス脂肪酸を減らすには、まず加工食品やファストフードをできるだけ控えていき、パンを選ぶならバターやショートニングを使わない全粒粉パンを、間食には果物やナッツを選ぶなど、置き換えの工夫をすると無理なく減らせます。

家庭で調理する場合も、使う油はオリーブオイルや菜種油など、不飽和脂肪酸を多く含む良質な油に切り替えましょう。
腸内環境を乱さない生活リズム
年齢を重ねると、体の代謝や消化機能だけでなく腸内環境も変化し、腸内のバランスが崩れると栄養がうまく吸収されず、体力の低下や免疫力の減少につながります。
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど全身に影響を与える重要な器官で、体の約7割の免疫細胞が集まっているといわれ、日々の健康管理に必要な免疫力の基盤は、腸内環境にあるのです。

腸内には大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在し、善玉菌は消化を助け、ビタミンの合成や免疫機能の向上に役立ち、悪玉菌は有害物質をつくり腸内を腐敗させ、免疫力を下げます。
日和見菌はどちらにも属さず、腸内バランスが崩れると悪玉菌の味方をする特徴を持ち、健康を守るには、善玉菌を優勢に保つことが重要です。

そのために役立つのが「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」になり、プロバイオティクスは、腸内に直接善玉菌を届ける食品を指し、ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなどが代表になります。
プレバイオティクスは、腸内の善玉菌を育てるエサとなる食物繊維やオリゴ糖を含む食品で、野菜、果物、豆類、海藻などが豊富、これらを合わせて摂ることで相乗効果が生まれ、腸内環境をより効率的に整えられます。

この両方を組み合わせた食生活は「シンバイオティクス」と呼ばれ、理想的な腸活として注目されています。
朝食にヨーグルトや味噌汁、夕食に納豆や漬物を添えるなど、小さな工夫で腸内の善玉菌を日々取り入れていきましょう。
痩せと肥満を解消していく
年齢を重ねるにつれて体型の見直しはますます重要になり、肥満は、血圧や血糖値、脂質の異常を引き起こし、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中といった重病のリスクを高めます。
さらに体重の増加は膝や腰など関節への負担を大きくし、変形性膝関節症や腰痛を悪化させる原因にもなり、体脂肪が増えれば、脂肪細胞から炎症物質が分泌され、全身の老化を早めることもわかっています。

一方で、「痩せていれば健康」という考え方も誤解で、過度なダイエットや食事制限による痩せすぎは、免疫力の低下、骨密度の減少、筋肉量の減少を招きます。
高齢期では筋肉量が減ると転倒や骨折のリスクが上がり、寝たきりの原因になる可能性が高く、痩せすぎは糖尿病や心疾患などの生活習慣病の発症リスクを下げるどころか、かえって体を弱くしてしまうのです。

健康的な体型を保つ指標として活用したいのがBMI(体格指数)、BMIは体重(kg)÷身長(m)の二乗で計算し、18.5以上25未満が適正範囲とされています。
この範囲内を目指すことで、肥満による生活習慣病や痩せすぎによる低栄養を防ぎ、健康寿命を延ばすことができます。

筋肉量を維持するためにはタンパク質をしっかり摂り、余分な脂質や糖質を控えることが大切です。
まとめ
年齢とともに体は確実に変化していきますが、その変化に合わせて食事や生活習慣を少しずつ整えることで、健康状態は大きく改善していきます。
タンパク質を先に摂る食べ方は筋肉量の維持に役立ち、疲れにくい体づくりに繋がり、また、トランス脂肪酸を減らす工夫は血管を守り、動脈硬化や心疾患の予防に効果的です。

さらに、腸内環境を整える習慣は免疫力の土台を強くし、風邪や感染症に負けない体をつくってくれます。
体型の見直しも、健康寿命を延ばすうえで欠かせないポイントであり、痩せすぎも肥満も避け、バランスよく体を保つことが大切、どれも特別なことではなく、毎日の小さな積み重ねで確実に成果が表れます。

これからの生活をより軽やかに、自分らしく過ごすための一歩になれば幸いです。最後まで読んでくださり、心より感謝申し上げます。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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