こんにちは、たくやです。
福岡県で終活アドバイザーをしており、老後お金の不安や健康の悩みの解消、副業や資産運用をして年金+αお手伝いをしています。
今回は、医療費の削減にもつながる 終活中の予防医療の話になります。
人生100年時代って言われているけど
病気や健康の事が心配よね
健康寿命を伸ばす事が重要ですね
病院にかからない予防医療が重要です
予防医療が重要になるのね
今日から始めないと
予防医療を行うことで
自然と医療費も節約になります
人生100年時代と言われ、平均年齢も少しずつですが上昇傾向に、しかし、最後まで元気な方は少なく健康寿命との差も年々広がっています。
健康状態は意識をしない限り、日々下降していき、年々全身の筋肉をはじめ、脳や臓器の働きも低下、以前と同じ生活が出来なくなるのです。
筋肉の低下を防ぐために、小さな運動とタンパク質の摂取、野菜などでビタミン、ミネラル、食物繊維を摂って出来ることからやっていきましょう。
今日から終活ライフを充実させるためにも、生活で予防医療を始めていき、健康寿命を延ばしQOLをどんどん上げていきましょう。
全部を取り入れずに
小さく始めていきましょう
目次
① 無意識に氷を食べている
病気と前兆は、痛みや発熱などの苦しみだけではなく、普段の何気ない行動も体からのSOSという事もあるのです。
よく見かける症状は氷を食べてしまう行動、氷食症(ひょうしょくしょう)と呼び、夏に暑い訳ではなく冬の寒い時でも、食べてしまう際は注意が必要に
氷をボリボリと食べてしまう、その裏には隠れ貧血の事があり、慢性的な鉄分不足、鉄分が不足することで氷食症になる事が多く、女性に多く見られます。
氷を食べるメカニズムはわかっていませんが、貧血が原因で口腔内で炎症が起こり、和らげるために氷を食べるとされています。
貧血の人は、動物性の鉄分「ヘム鉄」が多く含まれるレバーや牛もも肉、カツオなどを食べていき、ビタミンCと一緒に摂り、吸収率を上げましょう。
② 増加中の脂肪肝を放置するとどうなる
肝臓は多種多様な働きをしてくれ、アルコールの分解をはじめ、体に不要な毒素の解毒や胆汁の生成など、お酒や脂っこい物をよく摂る人は活発に働いています。
肝臓はエネルギー生成の工場とされ、寝ている時や激しい運動でエネルギーが足りない時などストックしておくためのグリコーゲンもその1つ。
そして、もう1つが中性脂肪、グリコーゲンとは違い、もしも食事が出来なくなった時のために、安全策のために溜め込むようになっています。
グリコーゲンは長く溜め込む物ではなく、貯蔵のスペースも多くはありません、そのため余った分のエネルギーが肝臓に溜められていきます。
溜められた脂肪は、消費をされない限りどんどん溜まっていき、肝臓の細胞の30%以上溜まってしまう事を「脂肪肝」と言い、重病の入り口に
この段階では症状が自覚できず、症状が進行し続けて肝硬変や肝臓がんに移行し、お腹に水が溜まり、吐血など表面に症状が現れます。
この症状まで来てしまうと取り返しがつかない事が多いので、普段からの体重と体脂肪管理を行い、BMIが25以上を目安に減量や検査を行いましょう。
③ 胆石は10人に1人持っている
人の体には様々な場所に「石」が出来、体に悪影響を及ぼす胆石も例外ではありません、現在の日本では10人に1人が胆石と言われ言われています。
胆石が出来る仕組みは、胆汁が凝集するためにおき、胆汁は脂肪を分解するために、肝臓で作られる液体で、肝臓で生成された後に胆のうに貯蔵されます。
胆汁は胆のうの中でスタンバイしている事が多く、胆のうの中で石化、胆石の78%が胆のうで出来るとされています。
胆石は胆のう内でじっとしている分には、害を及ぼしませんが、ふとした瞬間に胆のう内からでて、胆管と呼ばれる肝臓と十二指腸の間に詰まります。
こうなってしまうと、激しい痛みを伴い、発熱や感染症など引き起こしたり、最悪の場合、症状が進行し命を落とす事もあります。
普段から脂っこい食事を摂っていると胆汁が多量に分泌される為、胆石が転がり落ちやすくなり、肥満は脂肪肝、胆石のリスクを上昇させます。
脂っこい物を控えていき、内臓脂肪が溜まっている場合は、少しずつ内臓脂肪を燃やしていき胆石のリスクを減らしていきましょう。
④ 尿管結石が出来る前に
地獄の痛みと言われる尿管結石、三大激痛の一つにされており発症しない事が重要、一度発症してしまうと、再発率50%と言われ激痛を繰り返してしまうのです。
尿管結石の治療法は、ひたすら水を飲みことになり、腎臓の下の尿管という管に詰まった石を水分で押し込んでいき、トイレで落ちるのを待つしかありません
尿路結石は腎臓で、カルシウムとリン酸やシュウ酸が結合して固体化した物で、カルシウムもシュウ酸も腸で吸収されて腎臓に運ばれます。
現代ではカルシウムの摂取が少なく、加工商品の摂りすぎでリン酸の摂り過ぎ傾向に、まずは、カルシウムを1日の推奨量の600mg~800mg摂る事が重要
クエン酸の摂取も尿の中でカルシウムの中での結合を防いでくれるので、梅干しやレモン、カシスを水に入れて飲む事で効果を発揮してくれます。
⑤ 予防医療の最後の砦認知症
体が健康でも脳の機能が低下してしまうと、元気な体を上手に使う事が出来ずに、寝たきりになってしまい、認知症のリスクが増加します。
認知症は、物忘れの激しい症状と思ってある方もおられますが、常に命に直結する重症になり、食事の仕方、むせ、肺炎、徘徊、体温調整など積み重なります。
認知症を防止するためにも、動脈硬化の対策が必要、喫煙や肥満、過度な飲酒や高血圧は動脈硬化を促進、運動不足も深刻な問題になります。
血管は全身に一定の血液を行き届かせ、脳にも沢山の血管が張り巡らせており、血管を守る事が脳を守る事にも繋がります。
脳に刺激を与える為に効果的なのが、足からの刺激になり、ウォーキングを日々行うことで認知症を遠のける事が出来、肥満からの病気リスクを減少できます。
⑥ 更年期や閉経後には
閉経は女性が年を重ねるごとに徐々に卵巣の機能が低下していき、最終的には機能が停止、卵巣は妊娠以外にも女性の体を日々支えています。
卵巣の主要な役割が女性ホルモン「エストロゲン」の分泌、このエストロゲンが多くの働きを見せ、その中の一つに骨を維持する役割があります。
骨は、日々絶え間なく新陳代謝を繰り返しており、古く、脆くなった骨を取り出す破骨細胞と新しい骨を形成する骨芽細胞(こつが)、この二種が上手に骨を作り合います。
しかし、破骨細胞は、制御をされないといつまでも骨を破壊し続けてしまう欠点があり、この破壊を止めるのが、エストロゲンになるのです。
しかし、年齢と共にエストロゲンが低下してくると骨の破壊を止める事が出来ずに、骨が脆くなり、骨粗鬆症となり、カルシウム不足で更に加速します
更年期障害もエストロゲンが関係し、ホルモンの減少に対応出来ない脳に異常が起き、エストロゲンが低下すると、脳はホルモン分泌を促します。
しかし、ホルモンを出しても出ない状況、ですが脳はそれでも指令を出し続け、この影響が自律神経を乱し、ほてりや頭痛、肩こり、イライラに
閉経と一言で済ませたりせずに、体の至る所に支障をきたしていくので、エストロゲンに似た大豆イソフラボンの補給や骨の補強、運動などで対策を
⑦ 睡眠中に命の危機に
病気はある程度自覚症状がありますが、睡眠時無呼吸症候群は、誰かに指摘をされて気が付く重病になり、いびきがうるさかったり、睡眠中に呼吸が途切れます。
無呼吸になっていても本人はあまり悩みが無いように見え、自分自身では、何事もないように睡眠がとれていると思っています。
日本には約300万人の睡眠時無呼吸症候群の方がいると言われますが、治療を受けているのは、10分の1の30万人しかいないのが現状です。
睡眠時無呼吸症候群を放置してしまうと、日中に強い睡魔を起こし、その睡魔の影響で事故率が7倍に、そして高血圧をはじめ生活習慣病にもなりやすくなります。
無呼吸状態が続くと、瞬間的に心臓から送られる血液の量が減り、交感神経が活性化し、睡眠中に血圧が上がりやすくなってしまうのです。
いびきがうるさい事を指摘された事がある方や最近寝たのにスッキリしない方は、一度、病院を受診して検査をしてもらいましょう。
⑧ がんを引き起こすウイルスの存在
がんは遺伝や悪い生活習慣によって引き起こされますが、がんの中にも感染症が原因で起こる事も多く、4人に1人は感染症が原因とされています。
代表されるのがピロリ菌になり、ピロリ菌は衛生環境の悪い水を飲んで感染、食道から胃にたどり着き、強い胃酸の中で生活をします。
現代では環境の変化により、羅患率は低下していますが、井戸水や汚染されたままの水からピロリ菌を取りこんでしまい、長年胃の中に住み着きます。
ピロリ菌が日々胃を荒らしていく事で、胃の中が荒らされていき、最終的に胃がんになりますので、胃に不快感などがある際は、胃の検査を
うにやいくらなどの魚卵をはじめ、食塩の摂り過ぎも胃がんのリスクを上昇させてしまうので、食生活の見直しも行なって胃を守りましょう
⑨ 食べる量を減らしていくもの
年齢を重ねるにつれて控えていくべき物がトランス脂肪酸、脂肪酸は脂質の構成成分になりますが、種類によって働きが変わります。
青魚に含まれているDHAやEPAなどのオメガ3系の脂質は、健康効果の高い最高の脂質になりますが、最低の脂質になるのがトランス脂肪酸
トランス脂肪酸を摂取する事で、悪玉コレステロール(LDL)が増加し、善玉コレステロール(HDL)が減少した研究結果もあり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが増加します
そして、1日に摂取するエネルギーのうち2%をトランス脂肪酸で摂取してしまうと、心筋梗塞などの心臓病のリスクを16%も上げる研究結果も存在します。
トランス脂肪酸は、マーガリンをはじめ、クッキーやドーナッツ、ファーストフードなどといった食品に幅広く使われており、購入する際には確認が必要になります。
⑩ 寝たきりのリスクが上がるサルコペニア
筋肉=マッチョのイメージを今でもお持ちの方がおられますが、健康意識の高い人ほど筋肉を普段から意識し、維持や増加する生活を心がけています。
人は何もしなければ、歳を重ねるごとに筋肉の繊維が萎縮し、筋肉の量が減少、そして加齢によって全身の筋力が減っていく事をサルコペニアと呼んでいます。
サルコペニアは死亡リスクや要介護リスクが上昇するとされ、多くの重病の入り口、筋肉の維持、増加をしていくだけで重病の予防を行えるのです。
筋肉は体を動かすためだけではなく、食事に含まれるブドウ糖を筋肉中に取り込み、血糖価をコントロールしグリコーゲンとして貯蔵までしてくれます。
筋肉が減ってしまうとブドウ糖を取り込む力も落ちてしまい、血糖値を下げるインスリンも効きづらくなり、糖尿病のリスクが増加をしていきます。
しかし、いきなり運動をしてなかった方が、体を動かすと怪我のリスクが高いので、家で出来るスクワット1回から習慣を付けて、病気の対策を
⑪ 高血圧を放置しない
健康診断でチャックしていく血圧、血圧が高いと言われてもあまりピンとこず、放置をしてしまう方が多いのも現状ですが、放置は危険になります。
血圧が高くても自覚症状があまり無いのですが、日々血管壁が傷ついていき、動脈硬化が加速、そのまま放置をし続け、心筋梗塞や脳出血などを招きます。
血管は足の先から脳のなど体の隅々まで張り巡らせているため、何か症状が出るときは、すぐに命に関わる症状、病気になることがほとんどなのです。
血圧が高いと言われたら、少しずつ血圧をコントロールする意識を持ち、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルを摂り塩分の排泄を
⑫ 前立腺の肥大を防ぐ
年齢を重ねると、睡眠に入ってしばらくとトイレに起きる夜間頻尿が起こりやすく、日中のトイレ問題に大きく関わる前立腺
前立腺は加齢と共に肥大化しやすく、前立腺は尿を体の外に排出する尿道の両方を備え、普段は何の影響も無いのですが、肥大化すると命の危険に
前立腺肥大症も老化現象で症状が悪化していき、60歳を超えると二人に一人が該当することもわかっています。
前立腺は、外側の外線と内側の内線に分けられ、前立腺肥大の場合は内側が肥大しやすく、反対に前立腺がんは外側に出来やすい傾向に
前立腺肥大症には、大豆製品に予防効果があるのではないかとされ、大豆に含まれるイソフラボンが、女性ホルモンと似た構造をしています。
女性ホルモンは、男性ホルモンの働きを抑えてくれる働きがあり、イソフラボンが働いてくれる事で、前立腺肥大の予防に繋がるかもしれないと研究結果の存在も
トイレ問題は相談もしにくく、夜間頻尿になると睡眠にも悪影響を及ぼしてしまいますので、トイレ問題は早めの対策で乗り切りましょう。
まとめ:予防医療で重病知らずの終活を
病気になって焦るよりも
普段から病気にならないのが
重要になるわね
病気にならない事は素晴らしい事
毎日の健康管理で医療費削減と
健康寿命を延ばしましょう
本日は、医療費の削減にもつながる 終活中の予防医療の話を解説していきました。
自分の体内の状態が分かるのが、小便と大便の体からの「お便り」、小便からも体の脱水状態や糖尿病に尿路感染症などが分かり
大便は、硬さや色、状態から、腸の健康状態が分かり、便が出ない事でも便秘という症状でSOSを教えてくれるのです。
体に異常がある際には、小さなSOSを出している事が多く、健康診断や人間ドックを受ける事でも自分の事を詳しく知る事ができます。
体からのSOSや検査結果を放置するか対策するかで、今度の終活ライフが大きく変わるので、早期発見と早期治療を心がけ、元気の溢れる終活ライフを楽しみましょう。
健康でい続けることで
時間とお金の無駄を省けます
最後まで見ていただきありがとうございました。
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