【尿酸値を知る】近年女性も増加中 腎臓病になる前に尿酸値を抑える終活を

健康

 

 

 こんにちは、たくやです。

 

 

 福岡県で終活アドバイザーをしており、老後お金の不安や健康の悩みの解消、副業や資産運用をして年金+αお手伝いをしています。

 

 

 今回は、高尿酸値の怖さを知る 尿酸値と合併症の話になります。

 

 

相談者
相談者

お父さんが尿酸値が高いって

言われたけど痛風のイメージね

 

 

たくや
たくや

尿酸値が高かったのですが

痛風はもちろん放置は危険です

 

 

相談者
相談者

早めの対策が必要なのね

あとちゃんと知っておかないと

 

 

たくや
たくや

まずは知る事から始めましょう

知らない事が不安になります

 

 

 

 

 風が吹くだけで激痛を伴う「痛風」一度経験した人はその痛みに戦々恐々としており、言葉でいい表せない痛みとも

 

 

 

 

 以前は酒飲みで中高年の男性のイメージがありましたが、今では女性の方も高尿酸血症が見られ、健康的な終活とはかけ離れた生活になってしまいます。

 

 

 

 

 その要因は男女問わず不規則な食生活、食べ過ぎ、糖質過多による肥満、ストレス、アルコールの増加などが考えられます。

 

 

 

 

 まずは尿酸値や腎臓の病気の事を知り、改善できる事を行なっていき重病を遠のけていく行動を、今日から改善を始めて病気知らずの終活ライフを送りましょう。

 

 

 

 

たくや
たくや

沈黙の臓器腎臓は

沈黙のままにしておこう

 

 

この記事で分かる事

・尿酸はなんなのか

 

・高尿酸値血症をメタボの関係

 

・合併症を知る

 

 

たくや
たくや

まずは知る事で対策ができます

少しじつ食事や生活に変化を

 

 


 

 

尿酸値が高い高尿酸血症とは

 

 

 よく言われる尿酸は、プリン体の代謝によって生じる老廃物、普段は尿として排出されるのですが、生活習慣の乱れなどで体に蓄積されていきます。

 

 

 

 

 この尿酸の数値(尿酸値)が高くなった状態が「高尿酸血症」、高尿酸血症になると、痛風を始め、腎障害、脳血管障害、虚血性心疾患、尿路結石など重病の原因に

 

 

 

 

 この症状の怖いところは自覚症状がなく、病院で診断されても痛みも無いので、日常生活に支障がなく放置してしまう事

 

 

 

 

 自覚が無いので、そのままの生活習慣を続けてしまい、体内のナトリウムと結びつき尿酸塩と呼ばれる結晶となり、関節に溜まり激痛を生じるのです。

 

 

 

 

 痛風は激痛で分かりやすいのですが、腎障害など他の症状に気がついた時は、症状が進行していることもあるので、尿酸値に注意を払いましょう

 

 

 

 

① 尿酸値とプリン体

 

 

 体内に存在するプリン体の7~8割は日常的に体内で作られ、多い少ないはありますが、あらゆる食品にプリン体は含まれ食事で日々体に取り込まれます。

 

 

 

 

 体内でプリン体が作られる仕組みの一つに新陳代謝があり、細胞が定期的に新しく生まれ変わるときに、核酸が分解されてプリン体

 

 

 

 

 そして、エネルギー源のATPが分解されて、ADPとリン酸に分解、激しい運動などでATPが分解されると増え過ぎた分がプリン体に変わります。

 

 

 

 

 通常、プリン体は肝臓で分解された尿酸となって、一時的に溜められた後、尿や便と共に排出され一定のバランスを保つように体はできているのです。

 

 

 

 

② 偏った生活習慣が原因に

 

 

 尿酸値が上がる原因には、大きく分けて生活環境的な要因と、遺伝的な要因があり、これらを原発性高尿酸血症と言い、生活環境は生活習慣があげられます。

 

 

 

 

 生活習慣は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、肥満、運動不足、過剰運動、ストレスなどで、遺伝的な要因は、近親者に高尿酸血症の人がいる場合に注意が必要

 

 

 

 

 健康診断でも尿酸値が引っかかっていなくても、他の数値がアウトの場合は、尿酸値も危なくなると思い生活の改善を行いましょう。

 

 

 

 

 

③ 尿酸の産生と排出のバランスが重要

 

 

 尿酸は人間が生命を維持し、活動していく上で欠かせない生成物、健康な人の体内では1日に700mgの尿酸が作られ、一定量キープされ、1日に700mg排出されます。

 

 

 

 

 作られる量と排泄させる量が同じであれば、基本的に尿酸の量に大きな変化はなく健康を維持できますが、このバランスが崩れると体に尿酸量が増加

 

 

 

 

 尿酸は水に溶けにくく、結晶化しやすい性質を持ち、腎臓はその量を適切に維持するようにコントロールする役割を担います。

 

 

 

 

 しかし、生活習慣の乱れ等で尿酸の産生量が増えたり、排泄が間に合わなかったり、その両方が起こり、尿酸値が上がってしまうのです。

 

 

 

 

 この事が続いてしまうと、高尿酸血症の診断、症状が現れ、日本人の半数以上は、尿酸を排泄する量が低下してしまう「尿酸排泄低下型」になります。

 

 

 

 

④ 高尿酸血症は3タイプがある

 

 

 体内の尿酸プールに作られた尿酸が多過ぎたり、排泄する量が少な過ぎたりしてしまうと、尿酸は過剰に分泌され、高尿酸血症と診断

 

 

 

 

 高尿酸血症では、バランスの崩れ方によって、大まかに3つに分けられ、腎負荷型は腎臓からの排泄量は正常で、作られる尿酸の量が極端に多いタイプ

 

 

 

 

 尿酸排泄低下型は、尿酸の作られる量は正常ですが、排泄される量が極端に少ないタイプ、日本人に多く、腎臓からの尿酸排泄量低下が影響をしています。

 

 

 

 

 混合型は、尿酸の産生量が多く、排泄量が少ないタイプ、産生過剰型と排泄低下型の両方の特徴を持ち合わせており、自分が、どのタイプかを知る必要があります。

 

 

 

 

⑤ メタボとの関係性

 

 

 メタボリック症候群(以下メタボ)と高尿酸血症は密接に関係し、メタボから高尿酸血症になる方、反対に高尿酸血症からメタボになるパターンの両方があるのです。

 

 

 

 

 メタボから尿酸値が上がる原因は、内臓脂肪の増え過ぎ、内臓脂肪からは色々な物質が分泌され、糖代謝のためのインスリンの働きが悪くなるインスリン抵抗性という状態に

 

 

 

 

 そうなってしまうと糖代謝のために、インスリンが過剰に分泌、高インスリン血症に陥り、インスリンには腎尿細管で尿酸を再吸収、この作用で過剰になり高尿酸血症に

 

 

 

 

 メタボも高尿酸血症も生活習慣が原因で起こる事が多いので、メタボと診断された場合は、尿酸のことも意識して生活の改善を

 

 

 

 

⑥ 女性も増加中の高尿酸血症

 

 

 高尿酸血症の方は男性が多く、痛風を発症する男女比は9:1と言われ女性に高尿酸血症が少ないのは、女性ホルモンが尿酸の排泄を促していると考えられています。

 

 

 

 

 尿酸は性別や年齢により左右され、尿酸値が高くなる原因を多く持つ30~40代男性に多いのですが、近年は女性にも高尿酸血症が見られるようになりました。

 

 

 

 

 働く女性が増え、男性と似た生活習慣、暴飲暴食、運動不足による肥満、過度なダイエットなどから尿酸値が高くなる傾向

 

 

 

 

 そして、閉経後は女性ホルモンが低下をしてしまうため、今までの生活をしていると、尿酸の排泄が追いつかなくなり、高尿酸血症に陥りやすくなるので注意を

 

 

 

 

⑦ 痛風の発作で突然の激痛

 

 

 高尿酸血症から発症する合併症で一番有名な痛風、風が吹くだけで激痛を感じると言われ、増え過ぎた尿酸が結晶化し関節に溜まって炎症が起こります。

 

 

 

 

 尿酸値が高いだけでは自覚症状はなく、尿酸値が高いまま、その生活を続け放置をしていると、前置きもなくある日突然激痛に襲われます。

 

 

 

 

 前兆があっても、足の付け根がピリピリしたり、むずむずした感覚、熱っぽい、こわばるなど小さな物で、気にする事がなく日常を送りがちに

 

 

 

 

 痛風発作の引き金は、急激な尿酸値の変化などあげられ、過度な運動、水分不足、過労、ストレス、高プリン体食、心当たりがある場合は激痛前に対策を

 

 

 

 


 

 

⑧ 慢性腎臓病から腎不全に

 

 

 尿酸の排泄には腎臓の働きが深く関わり、そのため高尿酸血症から起こる合併症で最も多いのが腎臓病

 

 

 

 

 腎臓には血液を濾過する機能があり、老廃物や有害物質を尿などで排出して、体内の水分を調整、尿酸も腎臓が調整しており、普段の健康を保っています。

 

 

 

 

 高尿酸血症になると尿酸の濃度が高まり、尿酸塩結晶を生成、その結晶が腎臓の組織に沈着し「痛風腎」と言われる腎機能低下に

 

 

 

 

 腎臓の働きが通常の60%以下になると慢性腎臓病、その事が進行すると腎不全に、最近では結晶化する以前の高尿酸血症が腎臓にダメージを与えることも判明

 

 

  

 

 腎障害が進行すると人工透析が必要になることもあり、糖尿病や高血圧の引き金にもなってしまうので早期の対策が必須になります。

 

 

 

 

⑨ 脳にも悪影響を与える

 

 

 生活習慣の影響で高尿酸血症になると、血管内で弱い炎症を起こし動脈硬化が進行、悪化をすると脳の血管が狭くなったり、血栓が詰まったりなど血流が悪くなります。

 

 

 

 

 その事によって、脳梗塞などを発症をすると、脳の血流が滞った部分の組織が壊死し、後遺症が起こり生活面に大きな支障や最悪のケースも

 

 

 

 

 高尿酸血症から高血圧になる人も多く、高血圧は脳梗塞の入り口にも、高尿酸血症を放置してしまうと痛風だけではなく、いきなり命に関わるので血圧にも注意を

 

 

 

 

⑩ 心臓にもダメージを与える

 

 

 動脈硬化は脳だけではなく、心臓にも重大な障害をもたらし、心臓に酸素や血管を送る冠動脈が狭くなったり、詰まったりと虚血性心疾患を招きます。

 

 

 

 

 冠動脈の内部が狭くなる狭心症や、血栓などが血管を塞いでしまう心筋梗塞などが虚血性心疾患の主な病気になります。

 

 

 

 

 高尿酸血症になると、心臓疾患のリスクが高まり、正常な人より心血管疾患、脳血管疾患での死亡リスクも数倍に高まるデータもあります。

 

 

 

 

⑪ 痛風同様激痛の尿路結石にも

 

 

 尿路結石は増えた尿酸が引き金になり、結石は結晶に比べると大きく、腎臓内部や尿管、膀胱、尿道を刺激、言葉では言えない痛みを伴います。

 

 

 

 

 結石には、尿酸が主な成分の「尿酸結石」とシュウ酸カルシウムが成分の「カルシウム結石」があり、高尿酸血症は両方の結石を生成する可能性があります。

 

 

 

 

 結石が尿道や尿管で動いたり、詰まったりすると激しい痛みを伴い、痛風発作と同じく夜中や明け方に起こり、激しい痛みが長時間続くことも

 

 

 

 

 痛風や尿路結石の激痛を避けるためにも、日常からリスクを下げていき、尿酸値など健康診断での数値のチェックを忘れないように

 

 

 

 

まとめ:まずは尿酸値の事を知ることから

 

 

相談者
相談者

知れてよかったわ

今日から対策必須ね

 

 

たくや
たくや

これらの病気は

早期発見と早期治療の意識を

 

 

 

 

 本日は、高尿酸値の怖さを知る 尿酸値と合併症の話を解説していきました。

 

 

今回のまとめ

・症状が出ないので検査を

 

・女性にも増えているので注意

 

・恐ろしい合併症の数々

 

 

 尿酸値を上げやすい食品は、プリン体の含有が多い食材を使ったもの、プリン体1日400mg以下に抑える事を心がけ、数字を目安に呼ぼうと対策を

 

 

 

 

 プリン体は細胞のかくに存在し、細胞分裂が盛んで細かい細胞が詰まっているような部分に多く含まれ、レバーや、白子、魚の内臓などに

 

 

 

 

 しかし、気にし過ぎるのも体にはストレスになり、レバーは貴重なタンパク源に鉄分に亜鉛が豊富な食材に、プリン体が多いからと避け続ける食事はやめましょう

 

 

 

 

 食べ過ぎや飲み過ぎに注意をし、普段の健康診断の数値に少しシビアになり、尿酸値以外の数値にも注目、健康寿命の長い終活ライフを送っていきましょう。

 

 

 

 

たくや
たくや

放置は絶対にNG

病院の先生と一緒に改善を

 

 

 最後まで見ていただきありがとうございました。

 

 

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