こんにちは、たくやです。
福岡県で終活アドバイザーをしており、老後お金の不安や健康の悩みの解消、副業や資産運用をして年金+αお手伝いをしています。
今回は、介護の事を、要介護状態になった時を考える話になります。
友人が介護を受けることになったんだけど
実際の費用やどんな感じなのかしら?
介護の事は気になってしまいますね
まずは介護を知ることから
色々な施設やサービスがあるから
何が自分に合うか悩むわね
介護の事もしっかりと家族に伝えましょう
介護のシミュレーションで費用やサービス内容の把握を
終活は人生を振り返る事も重要ですが、その事は項目の1つであり、介護の事など自分の今後をどうしたいかも大切なことになります。
介護の事は、いざその状況にならないと取り組まず後回しになりがち、そして、自分の理想とはかけ離れた場所になったりしてしまいます。
更に費用などが思った以上にかかったり、介護時の手続き等も知らない事が多いのもよく聞く話になっています。
介護は自分の人生の終焉の時期、しっかりと自分の行きたい施設で介護をしてもらうために、介護の事を知っていきましょう。
この記事を読んでいけば、漠然とした介護の事が、自分の理想とする介護に少しでも近づくことができます。
何事も知らないと不安になる
内容を知って自分で選択肢を広げていく
今から介護の準備を始める
終活の事も進んでくると見えてくるのが介護の事、介護の事も知らない事ばかりだと不安にしかなりません。
そうならない様に、今日からもし介護になった時の準備を始めていこう、介護施設の知識や介護保険制度などをしっかりと把握して万全の対策を
要介護になってからの対策だと遅く、家族も対応が出来なくなってしまい、理想の最後を迎える事が出来なくなります。
自分の理想の施設や過ごし方をEDノートに記載をしていき、出来るだけ理想の生活、老後を迎える事ができる様にしていきましょう。
EDノートは介護の場面でも役に立ってくれ
自分の意思表示に最高のツールになります
介護保険制度とサービスの内容
知らないと困るのですが、多くの方が内容を把握していない介護保険制度、介護サービス費を保険給付介護保険制度を上手に活用を
高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みが介護保険制度になり、日々制度の改正が行われていますので、内容を把握していく必要があります。
制度の運営は国民健康保険と同様に市区町村及び特別区で、運営側は保険料の徴収などをし、要介護状態の利用者に給付をしていきます。
保険料は原則として加入者全員が納め、第1号被保険者、第2号被保険者で介護保険サービスの利用には、介護保険被保険者証が必要になるのです。
65歳になった月末に郵便で届けられ、第2号被保険者の場合は、要介護認定後、認定結果に保険証が同封されて届きます。
介護サービスの特徴になるのが、利用者が希望していくサービスを支給限度額内で組み合わせ利用できる所にあります。
要介護認定を受けた被保険者が事業者から介護サービスを受けた場合に、その9割は保険で支給をされ、実質負担は1割になるのです。
バリアフリーリフォーム工事や福祉用具の購入などは、支給対象と支給額上限が定められています。
支給を受けるには事前申請が必要になり、申請前に改修すると給付金が出ずに全額自己負担になるので注意、他にも償還払いでは、一時的に全額立替を求められる事もあります。
介護サービスの利用は事業者と契約を結んでいきます、契約の前には十分な確認をしていきましょう
制度を全て理解しなくても大丈夫
知っておき、疑問になった時には問い合わせを
介護保険で利用できる施設やサービス
特徴を理解していき、サービスをしっかりと活用していこう
訪問介護
看護師や保健師、理学療法士などが患者宅や老人ホームなどを訪れて、健康状態の観察や日常生活の介助、リハビリ、ケアを行い自立への援助や療養生活を支援します。
主治医の指示書が必要になり、医療保険で支給をされる分と介護保険法で支給される分があり、それぞれの規定に従い、どちらを利用するかが決まります。
訪問リハビリテーション
通院が困難な方の自宅を訪問し、心身機能の維持や回復を目指しリハビリするサービス、主治医の指示のもと、在宅生活を継続するための機能訓練をしていきます。
入院中から手配することも重要になり、退院後に通院が難しい場合、入院先にサービスの有無を確認するために主治医に相談をしていこう
居宅医療管理指導
医師、歯科医師、薬剤師、栄養管理士が要介護者や要支援者の居宅を訪れ、療養上の指導やアドバイスをしてくれるサービスになります。
ひと月の指導回数には限度があり、上限を超えてしまうと全額利用者負担になるので注意をしよう
通所リハビリテーション
介護施設や病院、診療所などの医療施設に通い、計画に従って理学療法やリハビリを受ける介護サービス、食事や入浴のサービスも受けられ短時間の利用も可能に。
介護のプロに要介護者を一定時間預けられるため、介護者が介護以外の時間を確保するために利用をしていくケースもあります。
短期入所療養介護
介護療養型医療施設や介護老人保健施設などに短期間入所し、介護や医学的管理のもとで介護や訓練を受けるサービスになります。
連続の利用は30日までになり、31日目以降は全額自己負担になるので注意をしていこう。
訪問介護
調理、洗濯、掃除などの家事をする「生活援助」食事の介助や排泄支援などをする身体介護、要支援の場合には生活援助と身体介助の区別はありません。
利用者以外の部屋の掃除や家族のための家事、ペットの散歩や子守りなどの利用者以外の世話、大掃除など日常はしない家事は対象外になるので注意を
夜間対応訪問介護
介護福祉士などによる夜間の定期的な巡回訪問型の介護サービス、入浴や排泄、食事などが受けられ24時間対応でサーブスが受けられます。
夜間対応型訪問介護を受ける時には登録が必要になります、定期巡回以外に、利用者方の要望があった時に随時訪問するサービスもあります。
訪問入浴介護
自宅での入浴が困難な方に、専用の浴槽を持ち込み入浴を介助、介護師、介護職員がサービスに当たってくれます。
入浴は身体に負担がかかるため、サービスを利用する時は主治医の事前許可が必要になり、浴槽のスペースや自動車の駐車場の確保も必要になります。
通所介護
介護施設に日帰りで通い、入浴、排泄、食事などとの介護、機能訓練を受けられるサービス、よくデイサービスとも言われ、保険料でまかなう事が出来る。
評判のいい介護施設は混雑しているケースもあり、レクリエーションを通して様々な人々との触れ合いを楽しめる点も特徴です。
認知症対応型通所介護
脳血管疾患、アルツハイマー病などで記憶記憶が低下して日常生活に支障が生じた方を対象にした通所介護サービスになっています。
特別養護老人ホームや老人デイサービスなどの介護施設で実施されいますが、認知症と言う特性に対応した施設である事が重要になり、専門士などが居る事を確認しよう
小規模多機能型居宅介護
デイサービス、ショートステイ、訪問介護を組み合わせて利用できるサービス、このサービスを受けると居宅介護支援、訪問介護などが利用不可になってしまう
サービスの一部に不満があっても、一部だけを別事業者に依頼することは出来ないので注意を
短期入所生活介護
日頃は自宅介護や訪問介護などを利用している人が、心身の状況が思わしくない時や止むを得ない状況で家族の介護を受けれない時に受けるサービス。
特別養護老人ホームなど福祉系の施設に入所して、訓練を受けながら、食事や排泄、入浴などの介護も受けれるが、連続利用は30日までになり、31日以降は全額負担に
自分に合う介護サービスを見つけて
介護施設の見学などに行ってみよう
介護認定の申請手続きを
認定申請の第一歩は主治医を決めることから始まる、申請から認定結果が通知されるまで30日ほど、65歳は必要になった時、40〜64歳で特定の病気になった時にも介護保険が利用できます
スムーズに進めるポイントがあり、普段からの様子をメモしておき認定調査に活かしていく
認定を受ける本人は、認定の主旨がわからず調査員にあれもこれも出来ると言いがち、そのために普段の様子を家族に見てもらい一緒に立ち会いをしていくと、いいでしょう。
申請後はケアマネージャーとの相性を
介護の認定を受けたら、居宅介護支援事業者を選んで、介護サービス計画を作成していきます、この作成するのが専門家がケアマネージャーになります。
ケアマネージャーは要介護者や家族からの相談に応じて、要介護者などの心身の状態に合わせて適切なサービスを利用出来るように、ケアプランの作成を進めていきます。
介護時は良いケアマネージャーと出会えるかが、より良い介護生活の鍵を握っていると言って良いほど、ケアマネージャーの選定は重要になります。
なるべく自宅近くの事業者を選ぶことで、何かあった時にすぐに対応をしてくれ、駆けつけもスムーズになります。
そして、こちらの意向をなるべく考慮してくれるケアマネージャーを選んでいき、向こうの条件ばかりを押し付ける方は避けましょう。
複数の事業者にプランの作成を依頼をしていく事で、より良いサービスの比較検討が可能になるので複数のケアプランの比較検討をしてもらいましょう。
ケアプランを作ってもらったらケアマネージャーとの関係は終わりではなく、継続的なプランの作成や調整、代行手続きなど様々な場面で支援を得ることになります。
ケアプランは3ヶ月に1度見直しになり、ケアマネージャーの対応などが合わない場合は遠慮をせずに言っていきましょう
ケアマネージャー選びは非常に重要になります
プランや性格等が合う方を選んでいきましょう
知らないと損をする 介護にまつわるお金
介護関連費用が医療費控除の対象になることを知っている人は少なく、知らないままで損をしてしまいます。
そうはならないように控除対象になる介護費の内容や申告時に必要な事柄、注意点を理解して、家計の負担軽減に繋げていきましょう。
一般の人が健康保険を利用すると治療費用の負担は3割、長い入院や通院では、まとまった額になりますが、このような高額治療費の負担費を軽くするのが、高額療養費制度になります。
同月内に同一医療機関に支払った額が自己負担限度額を超えた場合に、超えた分が払い戻しになるのです。
自己負担限度額は、70歳未満、70歳以上75歳未満、75歳以上で異なり、この制度を利用する時は、いろいろな条件設定されるので理解をし活用を
介護関連の補助金や助成金もあり「介護休業給付制度」は、家族を介護で休業した時に給付金が支給される制度になり、パートの方も適用がされます。
バリアフリー改修補助金もあり、最高20万円(支給額最高18万円)改修費用の1割は自己負担、手すりの取り付けや段差の解消、トイレの改修等バリアフリーに限定されます
老人ホームも後悔をしないように
パウフレット以外にも重要事項説明書と体験入居をしていき選んでいこう、慎重な検討が求められますので、元気なうちに探しておき準備をしていきましょう。
老人ホームにも住宅型と介護付きがあり、住宅型は生活支援などのサービスが付帯され、介護が必要になった時だけ別途費用によるサービスを利用しながら生活が続けられます。
例えば、入居介助だけを頼みたい、デイサービスだけなど、個々の要望に合わせたプランを立てることができて比較的自由度があるのです。
介護付きは介護保険の特定施設入居者生活介護の認定を受けていて、入浴や排泄、食事といった生活に必要となる部分全てに介護サービスがついている施設になります。
介護サービスの内容は本人が介護認定で受けた度合いによる給付点数を全て使うことが前提になっており、住宅型のような自由度はありません。
お互いのメリット・デメリットを把握して自分に合う施設を見つけ、資料や見学を行なっていきましょう。
施設の評判や口コミ等の把握もしていき
自分にピッタリの余生のための施設探しを
まとめ:元気なうちに最高の余生の計画を
施設選びも早めの行動が重要になるわね
そうなんです、その時になる前の元気な内に
しっかりと施設と自分の老後の計画を
本日は将来の介護のために、要介護状態になった時を考える 介護のシミュレーションを解説していきました。
自宅での最後が一番の理想になりますが、今では、快適な介護施設も増えており、自分で調べてココなら最後を迎えてもいいっと言う施設を見つけましょう
何かあってから、自分で決めれず施設に行く事になった場合は、幸福度も薄れてしまい後悔の残る老後になってしまうのです
値段だけでは選ばずに自分の思いに近く理想の施設や介護方法を選びましょう、何事も後悔を少なくすることがポイントになってきます。
EDノートを上手に使う事も重要になり、家族に老後はこうすると伝えておきましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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